滝つぼにウナギ放ち雨乞い祈願 「効いたみたい」、京都・宇治田原で神事

滝に向かってウナギを放つ男性(京都府宇治田原町湯屋谷)

 京都府宇治田原町湯屋谷の大滝に祭られている「大瀧(おおたき)大明神」で、五穀豊穣(ほうじょう)や水難よけを祈願する「大瀧祭」が行われた。雨乞い神事としてウナギ3匹が滝つぼに放たれた。

 神事は日照りの際、酒を飲ませたウナギを滝に投げ入れると、竜となって空に昇り雨を降らしたという伝承が基になっている。

 小雨が降る中、神職が大滝の中腹にあるほこらに祝詞を上げた後、集まった住民10人が玉串を奉納した。最後に、湯屋谷区長の男性(68)ら3人が、神酒を飲ませたウナギを1匹ずつ勢いよく滝つぼに投げ入れた。直後には雨が激しく降り、住民からは「効いたみたいや」といった声が聞かれた。

 区長は「住民の健康や、災害が起きない程度の雨が降るように祈願しました」と話した。

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