キャンプ用品は売れます。しかも、運が良ければ買ったときより高くなることもあります。リサイクルショップに持っていくと二束三文になってしまう可能性のほうが高いですが、フリマアプリやネットオークションを利用すれば、人気商品なら高く売れる可能性があります。物置にたくさんのキャンプ用品が眠っている人や、奥さんや旦那さんに新しいキャンプ道具を買うことを止められている人は、是非この記事の内容を参考にしてみてください。
キャンプ用品の新しい買い方!売ることを考えて買うと実質タダ!?
何万円もするテントや椅子、ランタンなど買うことに躊躇することが多々あると思います。
でも欲しい。使いやすくかっこいいキャンプ道具を揃えてキャンプに行きたい!
そんな人へ朗報です。買った値段と同じ、もしくは近い値段で売れれば実質タダです。
「そんなことできるのか」と思うはずですが、人気の高いキャンプ用品なら可能なのです。
物にもよりますが、例えばスノーピークのテントや焚き火台の中古品をメルカリで調べると、定価の8割程度の値段で取引されている物もあります。(あくまで物によりますが)
10万円のキャンプ用品を買っても、8割の金額で売ることができれば、実質2万円で飽きるまで使えるということになりますよね。
そう考えると、高価なキャンプ用品を買う際の心理的ハードルも下がるはずです。
レンタルで料金がかさんだり、安物買いの銭失いになったりしないよう、欲しい物を諦めずに、まずは中古価格の相場を調べてから検討してみましょう。
キャンプ用品を売る方法!ネットを駆使してお得に売ろう!
キャンプ道具を高値で売るなら、フリマアプリかネットオークションがおすすめです。
リサイクルショップでも、人気メーカーの最新のキャンプ用品なら値段が付くと思います。
しかし、骨董品のようなキャンプ用品は、価値はあるもののニーズが低いので、リサイクルショップだと売れなかった場合のリスクも考慮されてあまり良い値段が付きません。
一方で、フリマアプリかネットオークションであれば、そのキャンプ用品を買いたい人へ適切な価格で直接販売することができます。
高く売るにはメンテナンスも大切!
フリマアプリやネットオークションでキャンプ用品を売る際、なるべく高い金額で売るためには良い商品の状態で販売するのが大切です。
大きな汚れやサビを落としただけで、価格が大きく変わることは少なくありません。同じ中古のキャンプ用品でも、「ボロボロのものを安く手に入れるより、少し高くても綺麗なものを手に入れたい」と思うのは自然なことですよね。
焚き火台などの金属製品で汚れが気になり、綺麗にしてから高く売りたいと思っている人には「焚火クリーム」がおすすめです。
「焚火クリーム」を使用することにより、黒く焦げ付いた焚き火台やメスティンが新品のように生まれ変わります。日々のメンテナンスにも最適です。(筆者が販売してるので買ってね!)
売ることを考えるとより大切に使える!
キャンプ用品を売る場合、状態が良ければ良いほど高値で売れやすくなります。そのため、売ることを念頭に置いていると、大切に、綺麗に使おうとキャンプ用品の扱いが丁寧になり、キャンプのレベルもアップします。
また、今あるものを売ってから新しい物を買うようになるので、収納スペースを圧迫することも少なくなるはずです。
もちろん、売らないで壊れるまで使うこと大切です。
キャンプ用品を手放さざるをえなくなったときのひとつの選択肢として、フリマアプリやネットオークションを使用して売ることを考えてみましょう。
押し入れの中からお宝キャンプ用品発見!22年前のガソリンバーナーが高値で売れる!?
押し入れを整理していたところ、昔のガソリンバーナー(コールマン SPORTSTERⅡ 508A700J)がでてきました。
状態を見る限り未使用品のようです。製造年月日を見ると2000年9月製です。
未使用品ということもありますが、22年前の物でも問題なく使用できそうな状態を保てているキャンプ用品の耐久性はすごいですね。
22年前の値段は不明であるものの、現在の定価を調べてみると、コールマン公式オンラインショップで14,801円(税込)とのこと。
現在は廃版になっているそうなので在庫がなくなり次第、新品は手に入らなくなるそうです。
こちらの中古価格相場を調べてみたところ、メルカリでの最高落札価格が12,000円、ヤフオクでも同様の値段で取引が行われていました。中古でも新品とほぼ変わらない価格とは、22年以上形状を変えず販売されていたベストセラー製品の凄さを実感しました。
今回は売らずに、あと20年経った時の価値を期待して大切に保管します。
キャンプ用品が資産になるかも?ネットで売ることもひとつの手段としてギア集めを楽しもう!
今回の調査により、往年の名作や人気だったが廃版になったキャンプ用品は値崩れしない傾向があることがわかりました。
また、コールマンのバースデーランタンのように自分の生年月と同じ製造年月の物を探して使う人や、あえてヴィンテージのものを好んで集めるマニアの人がいるため、そうしたニーズから中古が新品より高くなることもあります。
どちらにしても、消耗品を変えれば半永久的に使える金属製のキャンプ用品の人気は非常に高いです。
もちろん、電気で動くLEDランタンやカセットコンロのほうが実用性は高いです。しかし、長い目でみれば、壊れても直しながら使える金属製のランタンや焚き火台のほうが長く使えて資産価値もあるといえます。
どちらを選ぶかは、使う人のキャンプスタイルや習熟度によって使い分けるといいでしょう。
まずは、電気で動く使いやすいものや安く買える兼価版を購入し、キャンプに慣れてきたら資産価値のある高価で味のあるキャンプ用品を使っていけばいいと思います。
「20年~30年周期でキャンプブームが訪れる」とまことしやかに囁かれているので、今買った道具を大切に保管しておくと、運が良ければ次のキャンプブーム時に買ったときより高く売れるかも……と考えると夢が膨らみます。
皆さんも自分が使用しているキャンプ道具の価値を調べてみて、キャンプを今までとは違った視点で楽しみつつ、キャンプ用品への思い入れを深めてみてはいかがでしょうか。