古田新太、高橋和也が「DORONJO/ドロンジョ」に出演。予告映像&ポスタービジュアルも解禁

WOWOWで10月7日から放送・配信されるタツノコプロ創立60周年記念「WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ」(金曜午後11:00)に、古田新太、高橋和也、平山祐介、霧島れいか、近藤芳正が出演することが分かった。さらに、90秒スペシャル予告映像(https://youtu.be/TdcsAGRL2Gc)とドロンジョのポスタービジュアルが解禁された。

本作は、発表から45年を経た今もなお多くの人々に愛される国民的アニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」を原作に、主人公・泥川七音(池田エライザ)が、ドロンジョとして悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や壮絶な生きざまを描くダークエンターテインメント。

古田が演じる軍沢は、七音が左脚を失う原因となった事件の捜査を担当する刑事。一見すると物腰の柔らかい真面目な刑事だが、その心の内は見えない。何かを凶悪な陰謀をたくらんでいるような不気味な人物だ。

「『タイムボカンシリーズ』直撃世代であります。ヤットデタマンあたりまで見てました」と明かす古田は、「しかしながら、『ヤッターマン』には特別な思いがありますね。ガンちゃんたちには悪いですが、やっぱりドロンボーです。この作品に参加できて本当にうれしいです。実は好きすぎて、テーマ曲を作っていた山本まさゆき先生に、うちの劇団(劇団☆新感線)の芝居のテーマ曲を作っていただきました」と大興奮。

また、高橋が扮(ふん)するのは、後に“ヤッターマン2号”となる聖川愛花(山崎紘菜)の父・聖川誠一郎。大手財閥の社長であり、社会貢献活動にも従事する人格者の誠一郎は、早くに母を亡くした愛花を溺愛し、何不自由なく育ててきた。そんな誠一郎の愛花への愛情が、やがて思わぬ事態を引き起こすことになる。

高橋も「僕らの世代の人たちは子どもの頃、タツノコプロのアニメで育ったと言っても過言ではないだろう。中でも『タイムボカンシリーズ』は欠かすことのできない大人気アニメであった。キャラクターの個性が番組の人気の秘密でもあった。ボヤッキー、トンズラー、そしてドロンジョ。この3人が繰り広げるちょっとおマヌケな活躍をいつも楽しみにしていた。ところが台本を読んで驚いた! 『え!ドロンジョってこんな過去があったの!?』僕はますますドロンジョにひかれていった。ちなみに僕の役はアイちゃんのパパなんだけどね(笑)」と期待に胸を膨らませている。

さらに、平山は七音の伯父で、育ての親でもある泥川正治。厳しい指導で七音にボクシングをたたき込んだ正治は、傾きかけた自身のボクシングジム再建のため、七音を道具のごとく酷使する自分本位な男だ。左脚を失い、選手生命を絶たれた七音を前に、果たして正治はどのような行動に出るのか。

霧島は、七音の実母で正治の姉・躑躅我鸞役を務める。やむにやまれぬ事情で幼い頃の七音を手放した鸞は、世界大会の選考会を機に突如七音の前に現れ、左脚を失い絶望する七音に献身的に寄り添う。そんな鸞のいちずな愛情を感じ、最初は拒絶していた七音も次第に心を許していく。

そして、近藤が演じるのは、七音の実父で鸞の夫・躑躅我詩音。強権的で冷酷な詩音は幼少期の七音を支配していたが、現在は鸞の介護の下に生きている。そんな詩音と再会したことで、七音の中で封印されていた壮絶な記憶がよみがえる。

© 株式会社東京ニュース通信社