栃木県教委は6日、2023年度の県立高と特別支援学校の募集定員見込みを発表した。県立高全日制の定員総数は前年比80人増の1万1475人で、7年ぶりに増加した。学級数は2学級増の288学級となる。
募集定員は、23年3月の県内中学校卒業見込み者数が前年比110人増の1万7430人となることを考慮して設定した。
全日制は、いずれも男女共学で普通科の栃木翔南と黒磯の2校で1学級40人ずつの定員増となる。旧学区ごとの中学卒業見込み者数や過去の学級数の増減などを考慮し、学級数の増減を行う高校を決めた。
定時制の定員総数は560人、特別支援学校高等部と高等部専攻科の募集定員は506人で、前年度と変わらない。県立盲学校と聾(ろう)学校の幼稚部は若干名を募集する。