広島県内市町の特産品などを集めたアンテナショップ「ひろしま夢ぷらざ」が、あす7日、リニューアル・オープンします。1999年のオープン以来、初めての大規模リニューアル…。その舞台裏をRCCが独占取材しました。
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中根 夕希 キャスター
「看板のロゴも新しくなりました。23年目ぶりにして初めて大規模改修を行った『ひろしま夢ぷらざ』。いよいよ、あす、リニューアル・オープンします。中はいったいどうなっているのでしょうか。ああ、きれい。そして、すごく空間が広いです」
ひろしま夢ぷらざは、1999年、広島県内の特産品を集めたアンテナショップとしてオープンしました。各地の物産の販売だけでなく、地域のイベント情報なども提供をしてきました。
そんな夢ぷらざの人気の秘密とは…
訪れた人
「ここは、いいんです。いろんな広島の産地のものがありますから」
リニューアル直前、最後のイベントとなった「世羅高原フェア」の関係者も…。
世羅道の駅 関係者
「しっかりといろんな方がたにPRをしてくださるきっかけの場所だとは思っています。今でも十分いい場所だと思っているんですけど、さらによくなるってことは、さらに魅力がアップされるのかなと思っているので」
買い物客もリニューアルを楽しみにしているようです。
訪れた人
「地産地消でいいものがあれば。やっぱり入りやすくて、活気があるお店がいい」
これまで23年間親しまれてきた夢ぷらざ…、こちらが平日の客層です。
60代~70代が69%、40代~50代が23%と、40代以上が平日来店客の9割以上を占めていますが、休日にはその割合が変わります。40代~50代が45%まで拡大します。
夢ぷらざでは、今後のメインターゲットとなるこの世代を平日を含め、どう取り込むかが課題ととらえました。
そこでレイアウトなどを変更して、より見通しのよい、買い物がしやすい売り場を目指しました。
商品を納入する業者の反応も…
トムミルクファーム 沖 正文 社長
「以前とは全然、変わりましたね。デイリー商品を増強されると聞いたので、ぜひと思って。広いな。売れるんかな?」
注目の1つが、新設のイートインコーナーです。月替わりに県内産のミルクを使用したソフトクリームを販売します。
この日は、そのための製造機が搬入されていました。重さおよそ130キロのマシンは、設置するのもひと苦労です。
ひろしま夢ぷらざ 高本 統夫 店長
「お客さんにおいしいソフトクリームが提供できるように!」
スタッフは、メンテナンスや使用方法のレクチャーを熱心にメモを取りながら受けていました。そして、ソフトクリーム作りです。
スタッフ
― めちゃうまいですね。何点?
「60点で、本番までには100点目指します。がんばります」
上手にできた人もいれば…。
「お…、この人、ダメ」
高本店長も挑戦です。
ひろしま夢ぷらざ 高本 統夫 店長
「ちょっと角度がまだ…。練習します」
準備が進む中、いよいよ商品の搬入です。1時間の間に運送会社が入れ替わり立ち代わり、商品を運んできます。
そして、トラックから下ろされた商品は、スタッフの手で指定された商品棚に運ばれていきます。その数は、1500アイテムに上りました。
内覧会を午後に控えた6日朝も商品の搬入は続きます。第1弾のフェアを予定する三原からの商品が並べられていきます。
そして、定番のもみじまんじゅうや乳製品などが続々と運び込まれていきます。7日のリニューアルには、およそ2000アイテムを取り扱うそうです。
東広島市から初めて納入するこちらの業者は…。
トムミルクファーム 高橋 直樹 店長
「おいでいただくきっかけになればいいなと」
低温殺菌の牛乳とカフェラテと飲むヨーグルトが売りだそうです。
それでは、店内をご紹介しましょう。
中根 夕希 キャスター
「八天堂のクリームパン。おいしいですよね。県内各地からいろんなパンが並ぶということで。まだスペースがあるので、まだまだ、いろんなパンが楽しめそうです」
「ヨーグルトや牛乳やチーズなど、こだわりの乳製品が県内各地から」
「今回、大きなリニューアルポイントは、こちら。イートインコーナーが設けられているんです」
さっそく自慢の味をいただきました。
中根 夕希 キャスター
「牛乳の濃厚さがたまらなくおいしいですね」
ひろしま夢ぷらざ 高本 統夫 店長
「地元の自慢のおいしい味が待っています。ぜひ、ふだん使いの日常としても立ち寄っていただければ」
いよいよ、あす7日午前9時50分からリニューアル・オープニングイベントが開かれ、ふるまい酒やお楽しみ袋の販売が行われます。