わずか15分で29℃→49℃「日陰だから大丈夫ではない…」通園バスの車内温度“危険な上昇”か

9月6日の取材現場の気温は32℃。静岡県牧之原市のこども園で女児のバス置き去り事故のあった5日の最高気温は30.5℃(静岡空港)。同様に強い日差しが差し込んでいたとみられています。

測定開始時の車内温度は29.1℃。比較的車内が広いワンボックスカーのクーラーを切ってから15分後…

<瀬崎一燿キャスター>

「暑いですね。座った瞬間だけで周りの熱気がまとわりつく感じがして、なにより呼吸がしづらいです。40.8℃まで上昇しました」

直射日光が当たる場所では49度まで上昇しました。

<JAF静岡支部 永田泰裕さん>

「日陰もぐんぐんと(気温が)上昇していきますので日陰だから大丈夫ではないということがおわかりいただけたと思います」

湿度なども関係するため、一概には言えませんが、一般的には、気温35℃以上は通常の生活をしていても熱中症になる可能性が高いといわれています。

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