「レアルで”1試合だけプレーした”」スター選手5名

レアル・マドリーは世界最大のクラブの一つであり、あらゆる選手がこのユニフォームを着ることを夢見ている。限られた者だけが入ることができる場所だ。

ただ、そこでわずか1試合だけしかプレーすることができなかったという者も。今回は『Sportskeeda』からそんな選手たちを特集しよう。

マルコス・アロンソ

現所属:バルセロナ

マドリッドで生まれたマルコス・アロンソは、子供の頃にレアル・マドリーのアカデミーに参加した。そして2008年にBチームに当たるカスティージャまで昇格することに成功している。

さらに2009年12月には19歳で初めてトップチームに招集され、2010年4月には初出場を果たす。ラシン・サンタンデール戦で90分からゴンサロ・イグアインとの交代でピッチに出たが、これがレアル・マドリーでの最後のプレーになった。

ファビーニョ

現所属:リヴァプール

今や世界最高クラスの守備的ミッドフィルダーであるファビーニョであるが、若い頃は右サイドバックだった。2012年に加入したリオ・アヴェからレアル・マドリーへと1年間貸し出されていた。

カスティージャで30試合に出場し、2013年5月にトップチームでデビュー。マラガ戦でファビオ・コエントランとの交代でピッチに足を踏み入れたが、次のシーズンにはモナコへと移籍している。

ラウル・デ・トマス

現所属:エスパニョール

10歳からレアル・マドリーの下部組織に所属していたラウル・デ・トマス。19歳になったとき、Bチームに当たるカスティージャでレギュラーを確保した。そして2014年のプレシーズンマッチではトップチームに帯同する。

そして10月のコパ・デル・レイでカリム・ベンゼマとの交代で初出場を果たすも、その後はローン移籍を繰り返す立場に。結局レアル・マドリーのユニフォームを着てプレーしたのはそれが最後であった。

パブロ・サラビア

現所属:パリ・サンジェルマン

子供の頃にレアル・マドリーの下部組織に加わった地元っ子であるパブロ・サラビア。12歳でスカウトを受けて入団し、17歳のときにカスティージャでデビューした。

ただ、それからすぐにトップチームへと合流して12月にはデビュー。チャンピオンズリーグのオセール戦でクリスティアーノ・ロナウドとの交代を行ったが、結局その18分のプレーが最初で最後であった。

エンツォ・ジダン

現所属:フエンラブラダ

エンツォ・ジダン・フェルナンデスは、もちろんあのジネディーヌ・ジダンの息子だ。2014年に19歳でカスティージャの一員となったとき、父親が監督を務めていた。

2015年10月にはトップチームに合流し、2016年11月にはデビュー。クルトゥラル・レオネサとのカップ戦でイスコと交代して44分プレーし、ゴールまで決めた。しかしそれが彼にとって最後のレアル・マドリーでの試合であった。

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