パナソニック、「LUMIX S 18mm F1.8」発売。小型軽量ながら高い解像性能

パナソニックは、LUMIXフルサイズミラーレス Sシリーズ用交換レンズ F1.8単焦点シリーズ「LUMIX S 18mm F1.8」を2022年10月20日に発売する。希望小売価格は税込121,000円。

LUMIX S 18mm F1.8は、小型軽量ながらも高い描写性能と値ごろ感のある価格を実現。様々なシーンに対応する大口径超広角単焦点レンズ。

非球面を3枚使用することで、中心から開放まで高い解像性能を実現。EDレンズ3枚を使用し、色収差を抑制した描写が可能だ。超広角レンズでは目立ちやすい歪曲収差や周辺光量落ちも補正された高品位な描写表現ができるという。

ASPHレンズが、球面収差や歪曲収差などの諸収差を効果的に防ぎ、高画質化を実現。ED/UEDレンズは望遠側の軸上色収差を良好に補正。画像の隅々まで色にじみがなく、シャープでコントラストの高い描写性能を実現する。UHRレンズにより、画面中心から周辺まで均一の描写力で高い光学性能と小型軽量化を可能にした。

レンズ構成:12群13枚※画像をクリックして拡大

焦点距離の変動による画角変化(ブリージング)を抑制した光学設定を採用。絞りのマイクロステップ制御により、輝度差が大きい撮影条件(屋外から屋内へ)でも滑らかな露出変化を実現した。インナーフォーカスとリニアモーターで高速AFと静音性を確保するなど、映像制作に適した動画性能を有する。

また、LUMIX S 18mm F1.8はF1.8シリーズ統一仕様によるワークフロー短縮が期待できるという。描写を統一し、編集負荷を低減(解像性能、カラーバランス)したほか、操作性を統一し、撮影負荷の低減(サイズ、リング位置、システム重心)が図られている。MFリングのリニア/ノンリニア設定により、撮影者の意図/シーンに沿ったピント送りをサポートする。

同製品は、S5との組み合わせで約1,009gとS5にマッチするサイズ感と重心バランスとなっているほか、防塵防滴・耐低温仕様やAF/MFスイッチ、フードロックボタンなどコンパクトなサイズ感に加え、撮影シーンを限定しない、機動性と堅牢性を実現している。

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また、ホールディング性やΦ67mmのフィルター径、防塵防滴・耐低温、フードロックボタン、スイッチの配置、フォーカスリング位置、トルクを統一し、シリーズ共通にすることで、高い操作性をサポートする。

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