松本潤、家康が打ち込んだ趣味の数々を体感

NHK BSプレミアム・BS4Kでは9月10日に「どうする松本潤?徳川家康の大冒険2」(午後7:30)をオンエアする。同番組は、松本潤が徳川家康の素顔を求めて旅をする歴史ドキュメントの第2弾。今年3月に第1弾が好評を博した。今回は「なぜ家康は天下人になれたのか?」をテーマに、家康が打ち込んだ趣味の数々を、NHK総合ほかで放送される2023年の大河ドラマ「どうする家康」(日時未定)で主人公・徳川家康を演じる松本が、体を張って実際に体感する。

三方ヶ原の戦いで武田信玄に惨敗し、絶体絶命の危機に陥った若き日の家康。「生きていてこそ次がある!」――どんな状況であっても最後は逃げて命をつなぐために、家康がのめり込んだのが、乗馬だった。松本は日本伝統の古馬にまたがり、「家康の逃げの乗馬術」に迫る。

また、ライバルたちが次々と病死する中、家康の秘策は「ライバルたちよりも長生きすること」。健康オタクへの道を突き進む家康が、ことのほか重視したのは、鷹狩りだった。75歳という驚きの長寿を全うし、天下人レースを逃げ切った家康の、健康・長寿の秘けつとは?

誰が敵で誰が味方なのかが分からない中、陰謀渦巻く心理戦を勝ち抜いた家康の強さは、どんな状況下でも冷静さを失わないメンタルの強さでもあった。それを支えていた家康の趣味こそが、香(こう)。家康がのめり込んだ聞香(もんこう)は、静かに繊細な香木の香りを鑑賞するもの。それはどんな世界なのか? 家康考案のオリジナル香の再現にも挑戦する。

さらに、「最も家康に似ている」といわれる、普段は非公開の家康・等身大の木像や、徳川宗家・次期当主の徳川家広さんも登場。教科書には載っていない知られざる家康の人物像が明らかになる。

番組を手掛ける木道壮司チーフプロデューサーは「天下人となった徳川家康は、神君・家康公として神格化され、いかに偉い人かを伝える記録ばかりが残されています。本当の人間・家康とはどのような人物だったのでしょうか? 今回、そんな家康の素顔を探るため、家康がのめり込んでいた『趣味』を、松本さんが家康の気持ちになりきって体当たりで挑戦! そこからどんな家康像を発見することができたのでしょうか? 歴史の裏側を松本さんと一緒に探っていけば、2023年の大河ドラマ『どうする家康』がより楽しくなること間違いありません」とアピールしている。

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