長崎ペンギン水族館に「パンダ」現る! 数万匹に1匹の珍ウナギ

長崎ペンギン水族館にやってきた「パンダウナギ」

 長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)に“パンダ”が仲間入り? 2階「長崎の魚水槽」で先住の同種、黒いニホンウナギと、ぎこちない同居生活を送るのは白と黒のまだら模様が珍しい通称「パンダウナギ」。
 諫早市の養殖場で見つかり、水族館に来た。数万匹に1匹の確率で出現する「リューシスティック(白変種)」。生成する色素量が少ないが、成長過程で黒の割合が増えることもある。落ち着ける場所を探し、砂利の下にもぐりこむしぐさや、鼻先に鼻管が突き出た顔も癒やし系。
 ただ、気がかりなのは「2匹とも、えさの食い付きが悪いこと」とスタッフの近藤ゆういさん(20)。夏に人々を元気づけるスタミナ食の代表格もばて気味か。残暑お見舞い申し上げます。


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