100均グッズでできる車の収納アイデア! 簡単にできるおしゃれな壁面収納DIYをご紹介

楽しい車中泊を過ごすために、車内空間を自分好みにカスタムしたいと思っている人は少なくないはずです。そこで今回は、100均グッズを活用した壁面収納のDIYアイデアをご紹介。壁面収納があると、収納が増えるのはもちろん、デザイン面から車内空間がワンランクアップします。DIY方法は簡単なので、誰でもすぐに実践できること間違いなし!車内空間をより快適&おしゃれにしたいと思っている人は、要チェックですよ!

100均を活用すれば低予算で実現可能! 実用的で見た目も◎な壁面収納アイデアは車中泊におすすめ

壁面収納のDIYアイデアをお伝えする前に、まずは壁面収納のメリットをご紹介します。

壁面収納は実用的かつデザイン性が高いのが特徴です。さまざまなな車種に導入しやすいため、多くの人におすすめできます。

小物の置き場所にピッタリ!

筆者撮影

車中泊をする中で、シェラカップやタオルなど、小物の置き場所に困った経験をした人は少なくないはずです。筆者はカーケア用品の置き場に悩んでいました。

壁面収納は小物の置き場所としてピッタリ!床に物を置かないだけで、車内の散らかった印象が様変わりしまよ。

天井収納よりも導入しやすい

筆者撮影 天井収納の導入には十分な高さが必要

車内空間を有効活用する方法としては、天井収納も考えられます。ただ、天井収納の導入には十分な天井の高さが必要です。

車種や体格によっては、天井収納の導入が難しいケースもあるでしょう。一方で、壁面収納は天井が低い車や身長が高い人でも導入が可能です。

「車内が散らかってきたけれど天井収納は設置しづらい…」という人には、壁面収納がおすすめです!

もちろん、天井収納も導入できそうな場合には、天井収納と壁面収納の両方を活用してみてくださいね。

デザイン性も抜群

筆者撮影

壁面収納は空間の有効活用という観点だけではなく、デザインの観点からもおすすめできます。木製のパンチングボード(有孔ボード)を使用すれば、車内がオシャレな空間に早変わりします。

今回のDIYでは、ダイソーのパンチングボードである『デザインボード』を使用しましたが、パンチングボードはホームセンターでも手に入ります。

また、ダイソーにはフックや棚など、パンチングボード用グッズの種類が豊富。車内の雰囲気を少し変えたいなと思っている人にも、壁面収納はおすすめですよ。

ダイソーグッズで作る車の壁面収納DIYアイデア! 使用した100均グッズをご紹介

ここからは、今回紹介する壁面収納DIYアイデアに必要な材料をご紹介します。

今回使用した100均グッズはダイソーで揃えましたが、ダイソー以外の100均にも似た商品があるかもしれません。

また、1点だけ100均以外のグッズも使用していますが、低価格で購入できるので参考にしてくださいね。

壁面収納DIYに必要な材料【1】デザインボード

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壁面収納DIYに必要な材料の1つ目は、デザインボードです。

ダイソーのデザインボードはサイズの種類が豊富。筆者は30cm×40cmを2枚使用しました。

また、片面ずつデザインが異なるのもダイソーのデザインボードの特徴です。『ナチュラル/ホワイト』や『ブラック/ブラウン』といった組み合わせが用意されています。

ご自身の好みに合わせてデザインを選べるのは嬉しいですね!

壁面収納DIYに必要な材料【2】デザインボード用フック

筆者撮影

壁面収納DIYに必要な材料の2つ目は、デザインボード用フックです。

デザインボード用のフックは、U字フックやループフック、ハンガーフックなど、さまざまな用途に合ったものが用意されています。

また、デザインボード同様、フックにも多くのデザインがあります。ダイソーネットストアをチェックしたところ、シルバーカラー・ブロンズカラー・ブラックが用意されているようです。

用途やデザインの好みに合わせて、最適なデザインボード用フックを選びましょう。筆者はハンガーフックとループフックを購入しましたが、アイデア次第でさまざまな壁面収納が作れるはずです!

壁面収納DIYに必要な材料【3】のこぎり・やすり

筆者撮影

壁面収納DIYに必要な材料3つ目は、のこぎりとやすりです。こちらもダイソーで手に入るので、持っていない人はあわせて調達しましょう。

ただし、店舗によっては木工用のこぎりの在庫がないこともあります。

木工用のこぎりが見つからない場合は、金切り用のファミリーソーと、替え刃を購入しましょう。ファミリーソーの替え刃には、木工用と金切り用の刃が2本ずつ付属しています。

デザインボードを使用した壁面収納のDIYには木工用の刃が適しているので、木工用の替え刃を使えば作業がスムーズに進みますよ。

壁面収納DIYに必要な材料【4】カインズ『デザインボード吸盤取り付けパーツ』

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今回、唯一の100均以外の材料である、カインズホームの『デザインボード吸盤取り付けパーツ』です。

デザインボード吸盤取り付けパーツは、4個で980円(税込み)。100均グッズと比べると高く感じますが、4個で耐荷重10kgと強力なのでコスパがいいです。

また、パンチングボード用の吸盤はECサイトでも調達可能。近くにカインズホームがない人は、各種ECサイトをチェックしてみてくださいね。

100均グッズを活用していざDIY! 誰でも簡単にできる車の壁面収納アイデアを写真付きで解説

ここからは、100均グッズを活用して車の壁面収納をDIYするアイデアをご紹介します。方法は簡単なので、材料さえ揃えば、DIYが苦手な人でも実践できるはずですよ!

壁面収納の作り方【1】ボードを仮止め

筆者撮影

壁面収納を作る前に、まずは吸盤を使ってボードを仮止めしてみましょう。壁にボードが干渉する可能性もあるため、事前に仮止めをしてサイズ感を確認しておきます。

ただ、ボード用の吸盤は厚みがあるので、窓とボードの間に空間ができます。この空間のおかげで、壁にボードが干渉しないことも。

特に、窓と壁の段差が少ない場合、ボードの形を調整することなくそのまま取り付けられるケースが多いです。

仮止めの時点で壁にボードが干渉しなければ、必要な材料3で紹介したのこぎりとやすりは不要です。ボードの加工はせず、作り方4の「装着」に飛んでください。

なお、商用車の場合は壁に断熱材が入っていないため、窓と壁の段差が少なく、ボードが干渉しない可能性が高いです。筆者が乗っている日産『NV100クリッパー』も干渉しませんでした。

しかし、今回は壁にボードが干渉する場合も想定して、ボードの切り出しを含めた行程をご紹介します。

壁面収納の作り方【2】窓の型取り

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仮止めをしてボードの形の調整が必要となった場合には、以下の手順で窓の型をとります。

  • 霧吹きなどで窓を軽く濡らす
  • 新聞紙やビニール袋を貼りつける
  • ボールペンで線を書く
  • 書いた線に沿って型紙を切る

マグネットを車体に固定できるのであれば、窓を濡らさず、マグネットで新聞紙やビニール袋などを固定して型紙をとる方法でもOKです。

壁面収納の作り方【3】ボードの切り出し

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窓の型が取れたら、型紙に沿ってボードを切り出していきましょう。DIYが苦手な人(筆者含む)にとっては根気のいる作業ですが、ここが頑張りどころです。

ボードの曲線部分は大まかにのこぎりで切ったあと、やすりで調整するとキレイに仕上がりますよ

壁面収納の作り方【4】装着

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ボードを切り出せたら、吸盤を使って窓に貼りつけていきます。吸盤のくっつきを良くするために、事前に窓をキレイにしておきましょう。

なお、筆者は30cm×40cmのデザインボード1枚につき吸盤4個を使用しました。

デザインボードはさほど重たくありませんが、引っ掛けるものの重みや走行中の振動で外れてしまうことも考えられます。しっかりと固定をして、安定した壁面収納にしましょう。

壁面収納の作り方【5】フック取り付け・荷物引っ掛け

筆者撮影

最後にデザインボード用のフックを取り付け、荷物を引っかければ完成です。

筆者はハンガーフックとループフックに、カーケア用品やシェラカップ、折り畳みハンガーを引っかけました。

ダイソーだけでなく、各種ECサイトではパンチングボード用のフックが数多く販売されています。予算に余裕がある人や100均にはないフックを使いたい人は、模様替えついでにいろいろなフックを試してみるのも良さそうですね!

車の壁面収納DIYアイデアの注意点! 吸盤の耐荷重に余裕をもって使おう

筆者撮影

今回ご紹介した車の壁面収納DIYアイデアの注意点として、吸盤の耐荷重を守ることが挙げられます。

今回ご紹介したカインズの吸盤は、4つ使用時の耐荷重は10kg。

ただし、車の壁面収納の場合、窓が曲面となっていたり、走行時の揺れがあったりと、自宅で使用するのとは状況が異なります。そのため、耐荷重ギリギリまで荷物をかけるのではなく、余裕をもった利用をおすすめします。

車の壁面収納はアイデア次第で超便利&おしゃれ! 100均グッズを活用して自分好みの車内空間を作ろう

筆者撮影 筆者は2枚のボードを使用したためズレが生じました

今回は、100均グッズを活用した車の壁面収納のDIYアイデアについて解説をしました。

上記の写真の通り、筆者の壁面収納にはズレが生じましたが、そんなハプニングも楽しく感じるのがDIYの醍醐味です!

今回の記事を参考に壁面収納を作って、自分好みの車内空間を作ってみてくださいね。

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