オカモトレイジ、ノリだけで生きてる”ウェイ系”フリーター姿 「もっと超越した所へ。」場面写真

10月14日より劇場公開される、2015年に下北沢のザ・スズナリで上演された同名舞台の映画化作「もっと超越した所へ。」から、ノリだけで生きてる”ウェイ系”フリーター・泰造(オカモトレイジ)の場面写真が公開された。

場面写真は、いつでもハイテンションで、自信家のフリーターの泰造が、見た目も心も彼氏に染まるショップ店員ギャル・美和(伊藤万理華)と同居するアパートで電話をかける場面。一緒にいると楽しいけれど、自分のこと優先しまくり男子である泰造。何かあるとすぐテンパる頼りのなさにイライラしてしまうが、ノリの良さで流してしまいがちな泰造に自分の悩みをはぐらかされても、”彼の言うことは絶対!”と疑問にフタをして心酔する美和。サングラス、アクセサリー、メイク道具やカラフルな小物たちが置かれた、生活感あふれる部屋の様子も切り取られてる。

ロックバンド「OKAMOTO’S」のドラマーやDJなどの音楽活動にとどまらず、ファッションモデル、プロデュースなど幅広く活躍するオカモトレイジ。原作・脚本の根本宗子は泰造役について、「この役だけは俳優が職業ではない人に演じてみて欲しかった。」と思い、「OKAMOTO'SのMCのときのレイジさんを見ていて、そのままやってくださったらめちゃくちゃ面白い泰造になるはず!と強く推薦しました」と起用理由を明かしている。また、映画脚本化にあたり、ファッションリーダーとしても注目されるオカモトレイジの、日常的な趣味嗜好やファッションアイテムも反映して当て書きしたという。

ノリでオファーを受けたというオカモトレイジは、本格的な演技は初挑戦。共感できない泰造役に困惑しつつも、監督と根本の「レイジくんそのままでいいんです!」という言葉を信じ、”愛すべきクズ男”の泰造を演じた。

「もっと超越した所へ。」は、ダメ男を引きよせる女たちの恋愛模様を描く作品。舞台で作・演出・出演を担当した根本宗子が、脚本を手掛ける。ダメ恋愛体質の主人公・真知子を前田敦子が、彼氏役を菊池風磨(Sexy Zone)が務め、共演には趣里、千葉雄大、伊藤万理華、オカモトレイジ、黒川芽以、三浦貴大が顔をそろえる。監督は、WOWOWドラマ「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」の山岸聖太が務めている。

【作品情報】
もっと超越した所へ。
2022年10月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会

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