日向坂46・宮田愛萌が卒業発表 体力面の限界を理由に「アイドルというのは案外ハード」

アイドルグループ・日向坂46の宮田愛萌(まなも)が7日、自身の公式ブログを更新。グループからの卒業を発表した。日向坂の公式サイトでも宮田の卒業を発表し、「具体的な卒業時期等に関しましては、決まり次第ご報告させていただきます」と報告した。

宮田はブログで「私は日向坂46を卒業することにしました。時期ははっきりとは決まっておらずここでお伝えすることはできないのですが、遠くない未来に日向坂46を卒業することになります」と明らかに。主な理由として「体調面です」と告白した。

2020年11月から21年3月まで体調不良で活動を休止していた宮田は「アイドルというのは案外ハードなお仕事です。もしかするとアスリートの方々並みに体力を必要とするかもしれません。そんな中で活動していくには、私の体は少し前からついていけなくなっていました」と説明。「ライブでは曲数を絞ったり、振り入れにみんなと同じように参加できなかったり、そんなことを繰り返していき、スタッフさんとお話して卒業を決めました。これ以上メンバーのみんなに迷惑をかけたくない、というのが正直な気持ちです」と無念の思いを吐露した。

今後に向けては「私には夢があります。たくさんの人に本の面白さをもっともっと知って欲しいという夢です」とし、「結構アイドルとしてのアプローチはやってきたかなと思います。だから、今度は別の方向からのアプローチを考えてみてもいいのではないかなと思うのです」と図書館司書や出版社社員、書店員、書き手といった目標を掲げ、「後ろ向きなだけの卒業ではないということ、皆さんにわかっていただけたら嬉しいです」と訴えた。

ファンに向けて「みんなのおかげで、私はアイドルでいられました。私ひとりではアイドルにはなれませんでした」と感謝の思いも。メンバー全体、さらに数人は具体的に名を挙げてメッセージをつづった。

宮田は2017年8月に、「けやき坂46追加メンバーオーディション」に合格し、2期生として加入。19年からグループの改名に伴って日向坂46のメンバーとして活躍していた。

(よろず~ニュース編集部)

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