アジアのプリンス、チャン・グンソクがシングルをリリース! 歌詞に込めた正直な思いとは?

チャン・グンソクが自ら作詞したシングル曲「Beautiful」を、8月31日に発売した。その重厚で壮大なロックバラードに込めた思いを聞いた。

――ニューシングル「Beautiful」は、ご自身で作詞されたそうですが、どんな発想から歌詞を書いたのでしょうか?

「曲を受け取った時は歌詞がない状態で、この曲にどんな世界観を作らなければならないのか悩みました。そんな中で、サビで出てくる“Beautiful”という単語を、最大限生かそうと考えました。傷を負って、暗くてつらい日々を送っている人々が聴いて、癒やされるような曲を作りたいと思ったんです」

――出来上がった歌詞を、読んでみてどのように感じましたか?

「伝えたかったメッセージがうまく表現されていると思いました。見方によっては、最近出したシングルの中で一番チャン・グンソクらしい感じがします。以前から作詞はたくさんしていますが、特に今回はランキングとかいったことよりも、『聴いてくれる人の力になればいいな』という気持ちが大きかったです。僕自身も、憂鬱で暗闇の中にいると感じた時があったので、その時の気持ちを正直に書いたんです。導入部から『僕もその気持ちが分かるよ』といった感じで、正直な自分の気持ちを入れました。また、中間のサビで爆発するように歌う部分がとてもドラマティックで、この曲の一番のポイントだと思います。伝えたいのは『君は本当に美しい』というメッセージなので、それを叫ぶ時にすべての人がスッキリするように歌いたいと思いました」

――ミュージックビデオは、モノクロとカラーの映像が交互に出てきますが、どんな意味が込められているのでしょうか?

「その部分については気になる方が多いでしょうね。傷ついている人々をモノクロで表現するのは悲しい感じがしますが、この曲が言いたいことは『そのままの君を認めろ』ということ。カラーになる部分は、『決して暗闇だけがあるのではない。君は明るい人なんだ』というサインです。僕のモノクロ映像が始まるのは『僕にもそんな時があったし、今でも時々ある。でも正直な自分を受け入れて、今、僕はこのように抜け出した』という意味で、そこからカラーになります。そんなふうに、この曲を聴く人が明るい世界で生きてほしいというメッセージを込めました」

――それはチャン・グンソクさんのアイデアですか?

「最初はすべてモノクロだったんです。でも、何かポイントをつけたいと思って、傷ついたモデルさんたちに奇麗な色をつけて編集してほしいとお願いしました。なぜなら傷ついた人たちをモノクロにしたら希望が感じられないじゃないですか。傷ついた人たちを、むしろ美しく華やかに見せてほしいとお願いしたんです」

――これから挑戦してみたいことはありますか?

「人生そのものが挑戦です(笑)。日本デビューしたことももちろんだし、韓国で子役を始めたことも、子役から俳優になったこともすべて挑戦です。でも、僕は挑戦に対して恐れはないです。だから挑戦するというよりは、一日一日を一生懸命に生きることの方が価値あることだと思います」

――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「ファンの皆さんとは、一緒に生きていると思いますし『いつもありがとう』という言葉しかないです。僕という人を選んでくれてありがとう。これからも応援してくださったら、精いっぱいいい活動をして、恩返ししていきたいと思います」

【リリース情報】

「Beautiful」
発売中
通常盤/1,320 円(税込)

撮影/竹中圭樹

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