破天荒で話題のシンガーソングライター水咲加奈が、何度もループしたくなる新曲をリリース!

5月にデジタルシングル「蜃気楼」をリリースし、音楽番組で「“空気が変わる”常識外ソング」として紹介された水咲加奈。心に迫る動的なピアノプレイと、喜怒哀楽に訴え掛ける祈りのような強烈な歌声で繊細な感情を織りなすその独特なスタイルは注目を集めているが、そんな水咲の強く強烈な個性をより感じ取る事ができるクセになる一曲、「(B)President」が本日9月7日にデジタルシングルとしてリリースされた。 今作は前作「蜃気楼」のドラマティックで壮大、かつ大胆なバンドサウンドから一転、打ち込みビートをベースにしたエレクトロサウンドで、ミステリアスな『自身の中に渦巻く黒い世界』を描いた私小説のような作品となっている。その黒い世界は単なる「毒」では無く、葛藤をしながら「弱い者」に対しての優しさがある理想的世界を描いた耽美的な「美しさ」をも感じ取る事が出来る、まさに癖になる一曲に仕上げられている。

この曲はFMのパワープレーにも選ばれ、10月8日(土)に開催されるテレビ朝日系音楽番組『BREAK OUT』主催のスペシャルライブの記念すべき第1弾に出演することも決まっているなど、水咲の強烈に反応する人が日を追うごとに増加。未体験の人は乗り遅れないように先ずは一回聴いて、その強烈な個性をダイレクトに感じ取っていただきたい。

セルフライナーノーツ

「(B)President」は17歳の時に作った曲です。

当時の私は人を信じることができず、自分以外の全員が敵に見えていました。劣等感が強くて、自分が全人類に見下されている気がしていたんです。いつか自分が大きくなったら涼しい顔して見返してやる、そんなことばかり毎日考えて、気づいたらこんな黒い塊のような曲を書きあげていました。

それから何年もこの曲を歌いながら歳を重ね、価値観も変わって、人を愛することや信じることもできるようになりました。しかし、当時の爆発的な反骨心のようなものは変わらず自分の中にあるし、そういう信念を持って立ち向かえる人ってかっこいいんじゃないかなと思っています。この黒い感情を持ち続けていたいし、肯定し続けたい。そう思って歌いました。

時が経ったからこそ、からくりめいたダークで美しいサウンドもフィットしているように思えます。

聴いてくれた人がどう感じるのか、楽しみです。

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