田沢投手がENEOS復帰、14年ぶり 米レッドソックスなどで活躍

田沢純一投手(資料写真)

 社会人野球のENEOSは7日、米大リーグのレッドソックスなどで活躍した田沢純一投手(36)の加入を発表した。今季途中までメキシカンリーグでプレーしており、2008年以来14年ぶりの復帰となる。

 田沢は横浜商大高から新日本石油ENEOS(当時)に進み、08年の都市対抗大会優勝を経験。09年に日本球界を経ずにレッドソックス入りし、13年には上原らともにリリーフとしてワールドシリーズ優勝に貢献した。

 大リーグでは388試合に登板し、21勝26敗4セーブ、防御率4.12。20年3月にレッズを自由契約となった後はBCリーグ埼玉や台湾プロ野球の味全などでプレーした。

 ENEOSは7月の都市対抗大会を9年ぶりに制し、10月30日に開幕する日本選手権との2冠を目指す。田沢はチームを通じ、「まずは日本選手権で、全力でチームに貢献したい」とコメントした。

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