任期満了に伴う立憲民主党神奈川県連の代表選(10日告示、17日投開票)を巡り、阿部知子代表(衆院12区)が再選を目指して立候補する意向を固めたことが7日、分かった。ほかに一部で出馬を模索する動きもあるが、現時点で具体化には至っておらず、無投票で阿部氏の続投が決まる可能性もある。
阿部氏は立候補の要件である15人以上の推薦人について、地方議員を中心に集めたとしている。
神奈川新聞社の取材に対し、阿部氏は「来春の統一地方選が今の最大の課題。時代が求めているものは女性の政治参加を保障すること。引き続き県連代表として当初の目標達成に向けて努力していきたい」と話した。
阿部氏は東大卒で小児科医。2000年の衆院選で初当選し、現在8期目。旧立民と旧国民民主党の一部が合流した立民の県連代表を20年9月から務めている。