まさかの組み合わせ

 ◎…まさかの組み合わせ―。資料保存の重要性を紹介しようと、宮崎市の県総合博物館は文化財を食べる害虫の標本と、被害を受けた文献を一緒に展示している=写真。11月14日まで。
 ◎…虫が食べた跡が編み目のように広がっているのは日向伊東氏の記録「日向記」。収蔵前の被害でどの虫の仕業か分からないため、代表的な文化財害虫2匹を紹介パネルと並べた。
 ◎…「博物館職員としては絶対に館内で出合いたくない生物」と同館の宮地輝和(きわ)さん(40)。「一緒にいてはいけないものの共演をぜひ見に来て」とユーモアたっぷりに宣伝。

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