大気の状態不安定で静岡県西部で激しい雨 JR東海道線も約3時間運転見合わせ、落雷の影響か=静岡

9月8日の静岡県内は、大気の状態が不安定になっていて、未明には、静岡県西部で激しい雨が降るなど大雨となりました。交通機関にも影響が出ました。

<野田栞里記者>

「浜松市です。現在雨は小康状態ですが、先ほどまではもっと強い雨、時には雷も聞こえていました。堀留川の水位もかなり上がった状態です」

県内には暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。8日未明から朝にかけて雨足が強まり、浜松市三ヶ日で1時間に48ミリ、御前崎市で35.5ミリ、磐田市で34.5ミリの激しい雨が降りました。

大雨の影響で浜松市は、市内を流れる堀留川が増水したため、午前7時に中区・西区・南区の一部、約1万9千世帯に警戒レベル3の「高齢者等避難」を発令しました。その後、雨がやんだため、高齢者等避難は午前8時5分に解除されました。

交通機関にも影響が出ました。JR東海道線では、午前6時半頃、島田駅の信号機で「赤」の「停止」を表示し続けるトラブルが発生しました。落雷による影響とみられ、東海道線は約3時間にわたって運転を見合わせました。

© 静岡放送株式会社