「商店街のピアニスト」船越英一郎、戸田菜穂がレギュラー出演。主題歌は珀の「邂逅の旋律」に決定

BS松竹東急で10月3日にスタートする月曜ドラマ「商店街のピアニスト」(月曜午後10:30)のレギュラーキャスト、メインビジュアル、主題歌が解禁。船越英一郎、戸田菜穂、久保田磨希、長谷川晏、さんだる(宗洸志、堀内将人)、吉満寛人が出演することが分かった。

ドラマは、商店街のストリートピアノが置かれた楽器店を舞台に、一度はピアノから遠ざかった澤本蓮(駒木根葵汰)が、楽器店の娘・梶原美鳥(優希美青)と出会うことで、ストリートピアノの演奏者として新たな道を歩き出す成長物語。ピアノを中心に繰り広げられるハートウォーミングなエピソードに加え、毎週異なるクラシック音楽の演奏も見どころになる。

蓮の父で10年前に姿を消してから行方不明となっている澤本忠史を船越が、蓮と2人で暮らしながら忠史の帰りを待ち続ける優しい母・澤本咲子を戸田が演じる。

船越は「過激さも刺激的な展開もなく、穏やかな時の流れの中で、人の心の機微を優しく見つめていく…。そんなハートウォーミングなドラマが激減している昨今、この作品と出合えた幸せに感謝しています。ピアノが奏でる物語の音色で、ご覧いただいた方たちの目線が少しでも上がることを願ってやみません」と作品の魅力をアピール。

戸田は「素朴な昭和の面影を残す商店街。そこにあるピアノは、まるで大樹のように、人々を憩い、人と人の絆をつなぐ。ほんわり温かい気持ちになるドラマです。若い俳優さんたちが、伸び伸び演じるのを見ながら、私も20代の頃を思い出しました。名曲とともに楽しんでいただけたら幸せです!」と期待を寄せている。

また、久保田は、ストリートピアノが置いてある「かじわら楽器店」と同じ商店街で洋服店を営んでいる、ストリートピアノ反対派の加藤雅恵を役を務める。ピアノが大好きで母に怒られると分かっていてもストリートピアノを弾きに来る雅恵の娘・加藤萌に長谷川、蓮の会社の先輩役にお笑い芸人・さんだるの宗と堀内が扮(ふん)する。また、美鳥の父で「かじわら楽器店」のオーナー・梶原洋介を吉満が担う。

そして、主題歌「邂逅の旋律」を歌うのは、アニメ・マンガのキャラクターの新解釈をコンセプトに作詞・作曲・編曲・歌唱・ミックスまでを1人で担うDIY型の注目のシンガー・ソングライターである珀。同曲は、作中の主人公である蓮にインスパイアされて生まれた、愛する人との再会を夢見て思い出の曲を奏で続ける青年をテーマに書き下ろされた。

珀は「私にとって初めてのドラマ主題歌なので、お話をいただいた時は胸がいっぱいになりました。台本を読んでいるだけで、歌詞にしたい言葉やメロディーがどんどん湧いてきて、 制作がとても楽しかったです。ぜひ、ドラマと併せて楽曲にもご注目ください」と呼び掛けている。

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