KDDIスマートドローンとKDDIは、飛島建設株式会社が施行する建設工事現場において、ドローンの遠隔飛行や空撮映像のアップロードを行い、監視業務を自動化する検証を実施した。
共同検証概要
飛島建設が手掛ける「令和2年度北勢BP坂部トンネル工事」にて、KDDIおよびKDDIスマートドローンが提供する充電ポート付きドローン「G6.0＆NEST」とモバイル通信を活用した運航管理システムを組み合わせたソリューションを導入。 取得した空撮映像・画像をSfMにより3Dモデリング化し、地表面変位計測を行うことで、地表面の沈下などの異常確認が可能となった。
全自動ドローンの特長
- 自動離発着機能を備えた全自動ドローンのレベル3飛行により無人運用が可能
- 3次元フライトルート設定により、ドローン空撮を自動化
- 自動充電機能・開閉式ハッチを備えたドローンポートにより、充電作業・機体のセッティング作業を省略
- 4G LTE通信により、遠隔操縦・遠隔モニタリング・空撮データアップロードが可能
変位計測用GNSSの対空標識への活用
地表面の変位計測用のGNSSが対空標識として利用できる可能性を証明した。また、全自動ドローンによる計測結果とGNSSによる計測結果の融合が可能であることも確認した。
