ディーン・フジオカのホテルライフへのこだわりが明らかに!

WOWOWで9月10日から放送・配信がスタートする「連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-」(土曜午後10:00)の完成披露試写会が開催。主演のディーン・フジオカ、共演の草笛光子、加藤雅也、阿部純子、そして御法川修監督が登壇した。

ドラマの原作は漫画界の巨匠・石ノ森章太郎氏の「HOTEL」。1990年代に髙嶋政伸主演でテレビドラマ化され、大きな反響を巻き起こした名作を、ホテル競争が激化した現在に舞台を移して、「ホテル・プラトン」の衰退と危機をフルオリジナル脚本で描く。主⼈公・三枝克明(ディーン)は、凋落(ちょうらく)著しい「ホテル・プラトン」の再建のために総支配⼈として招聘されたホテル経営のプロ。“ホテル座の怪⼈”と呼ばれる三枝は、驚くべきスピードでホテルの全領域に業務改⾰のメスを⼊れていくが、彼には隠された秘密と⼤きな別の目的があった――。

ディーンは、海外で夏休みを過ごしていたそうで、まず「長いこと電波の届かないような遠いところに行っていて、久々に日本に戻って来ての公の場。カメラの前に立つのも久々。とても新鮮な気持ちです」と充実した表情を見せてながらあいさつ。

ドラマに関しては「仕事でもプライベートでもホテルを転々とする生活を送ってきたし、いろいろな国でいろいろなサイズやキャラクターの違うホテルにはこれまで宿泊経験があるので、ホテルを舞台にした物語というものには興味が常にありました」と大いに興味を抱いていたそうで、演じる上で意識したことを「ギャップです。冷徹ながらも、最終的には時を超えた熱い思いが伝わればいいと思いました」と語った。

さらに、「ホテル・プラトン」でコンシェルジュ部⾨に配転となったが、スキル不⾜で伸び悩む木下かすみを演じた阿部から、ディーンついて「ディーンさんはミステリアスなイメージがあったけれど、突如冗談に参加してくださるようなチャーミングなところもあってすてきな方」と印象を口にされると、すかさずディーンは「阿部ちゃん、結婚おめでとう!」と新婚の阿部を祝福した。

また、ホテルが舞台の内容にちなんで「ホテル宿泊時のこだわり」を聞かれ、ディーンは「僕の場合は水圧が許せない。シャワーの水圧が強すぎたり弱すぎたり…。そういうのがあると浴槽の下を開けて自分で調節とかしちゃう。ヨーロッパの場合は水圧が弱くて、アジアは水圧の勢いがすごい(笑)」と熱弁し、周囲は和やかな雰囲気に包まれた。

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