「推し武道」メインビジュアルが解禁。豊田裕大、レインボー・ジャンボたかおの出演も決定

ABCテレビとテレビ朝日で10月にスタートする連続ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(テレビ朝日=10月8日スタート 土曜深夜2:30、ABCテレビ=10月9日スタート 日曜午後11:55)のメインビジュアルが解禁。さらに、追加キャストとして、豊田裕大、レインボー・ジャンボたかおの出演が発表された。

原作は「COMIC リュウ WEB」(徳間書店)で連載中の平尾アウリ氏の同名コミック。累計発行部数は100万部を突破し、2020年1月にはテレビアニメ化もされた人気作で、「推し武道」の愛称で親しまれている。ドラマは、マイナーで小規模ながらも、地元・岡山で地道に活動する地下アイドルグループ・ChamJamと、彼女たちを応援する熱狂的なアイドルオタクたちの、真っすぐで懸命な姿を描く“ドルオタ”青春コメディーとなる。松村が演じる主人公・えりぴよは、ChamJamの人気最下位メンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)のために、お金も時間もすべて注ぎ込み、自分の服は高校時代の赤ジャージしか持っていないという、熱狂的なアイドルオタクだ。

このたび新たに出演が決定した豊田、ジャンボたかおは、えりぴよと共に、ChamJamを熱狂的に応援するオタク仲間を演じる。

豊田が扮(ふん)するのは、@onefiveのMOMOが演じるメンバーカラー・ブルーの松山空音を推す、新規のオタクの基。

豊田は「もともと漫画やアニメが好きなので、漫画原作の作品に出演できることがうれしかったです」と出演を喜び、「台本はコメディー要素も強めでニヤニヤしながら読んでしまいました。作品の世界観に自分がうまくなじみ楽しい作品になっていけたらいいなと思いました。また、原作でもアイドルを『推す』というのが主軸になっていますが、僕の人生の中でも何かを『推す』瞬間はあったので、共感しながら一気に読んでしまいました」と明かす。

また、役柄については「基はえりぴよ、くまさと違って、アイドルファン初心者という設定なので、視聴者の方の目線に近い役割だと思っています。ただ、“ガチ恋”が前面に出ている時の基は少し怖さもあり、二面性のあるキャラクターという印象です」と話し、「この作品を通して何かを本気で好きになる面白さ、純粋さを届けていけたらと思います」と意気込んでいる。

一方、ジャンボたかおが演じるくまさは、ChamJamのリーダーにして不動のセンター、メンバーカラー・ピンクの五十嵐れお(中村里帆)を推すオタク。ChamJamが結成される前かられおを推しているという古参にして、推し活のために会社を辞めてフリーターになったという、ドルオタの鑑(かがみ)のような人物だ。

ジャンボたかおは、出演にあたり「とてもうれしかったですが、こんな重要過ぎる役に自分なんかが務まるのか不安な気持ちもありました。『推し武道』が実写化されるにあたりエゴサーチをしたら、『六角精児さんじゃなきゃ納得できない!』と書いてる人がいて、私でいいのかと震えました」と一抹の不安がよぎった様子を見せる。

しかし、役柄に関して「れおとくまさは、アイドルとオタクでありながら、お互いなくてはならない存在になっていて、でも友達や家族とも違う、あくまでアイドルとオタクという関係、絶対的でそれ以下でも以上でもない。象徴的なほどに理想のアイドルとファンの形なんだと思います」としっかり分析。

加えて、「撮影はとてもアットホームな感じで進んでいます。松村さんは常に笑顔で座長として場を盛り上げてくださっています。誰に対してもフレンドリーで笑顔で、スタッフ演者全員が今、松村さんの大ファンになっていると思います。豊田くんはすごく演技に対して真面目で、どう演じたらいいかを探っています。こういう子が後にスターになるんだと思います。冗談を言うのも大好きなようですし、明るくて真面目な好青年です」と撮影の雰囲気を報告しつつ、「ファンの皆さまに強く愛されているくまささんというすてきなキャラクターを、少しでも汚さぬように努力しております! 皆さまに街で『くまささん!』と声をかけてもらえるよう頑張ります!」と気合十分だ。

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