10月7日開業、富士モータースポーツミュージアムの個人向け入館予約受付がスタート

 9月8日、トヨタは富士スピードウェイ敷地内に、2022年10月7日にオープンする『富士モータースポーツミュージアム』の入館予約がスタートしたと発表した。

 富士モータースポーツミュージアムはその名のとおり、モータースポーツの魅力を発信するミュージアムであり、トヨタとトヨタ不動産(旧東和不動産)、富士スピードウェイが連携して整備を進めている“富士モータースポーツフォレスト”を構成する施設のひとつだ。

「モータースポーツがクルマを鍛え、進化させた熱い歴史をたどる」というコンセプトを掲げる同ミュージアムは、レースの熱気の背景にある、クルマを鍛える場としてのモータースポーツの魅力と意義を伝えることをミッションとし、19世紀に始まり現在にいたるまで、約130年にわたるモータースポーツの歴史を国内外のレーシングカー約40台の体系的展示よって紹介するとともに、自動車メーカーの創業者や関わった人々の熱い想いを伝えていく。

 日本初公開の車両が含まれる約40台の常設展示は国内外の自動車メーカー10社の連携によって実現。監修はトヨタ博物館が行う。

 そんな富士モータースポーツミュージアムの個人向け入館予約受付が7日(水)からスタートしている。予約はすべて公式サイト内の予約ページ(https://www.e-tix.jp/fuji-motorsports-museum/)からとなり、電話などでの受付は行っていない。団体予約については10月上旬に再度アナウンスされるという。

 入館料は大人が1600円~、中高生800円~、小学生は600円~となっており、当日の窓口購入や休日・祝日では100~400円程度上乗せされる仕組みだ。なお、当日券の購入も可能となっているが、“予約優先制”のかたちをとる施設であること、オープンから当面の間は混雑が予想されることから事前の予約をおすすめする。施設の詳細情報や料金体系など、詳しくは公式ホームページ(https://fuji-motorsports-museum.jp/)をチェックしてほしい。

国内外の時代を象徴するレーシングカー約40台を展示される
富士モータースポーツミュージアム 展示風景イメージ
富士モータースポーツフォレスト エリア図

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