園児 置き去りで死亡 人数確認など徹底 広島県内の施設に通知

静岡県の認定こども園の通園バスに園児が置き去りになり、死亡した事件を受け、広島県は、県内の幼稚園などに安全管理の徹底を求める通知を出しました。

【写真を見る】園児 置き去りで死亡 人数確認など徹底 広島県内の施設に通知

静岡県の認定こども園で5日、この園に通う3歳の女の子が通園バスに置き去りになり、死亡しました。

この事件を受け、県は6日付けで、県内にある私立の幼稚園と認定こども園あわせて140の施設に対して、送迎バスを使用する際には、園児の人数や降車時に車内の人数を確認するなど、安全管理の徹底を求める通知を出しました。

また、市や町が所管するおよそ830の保育施設にもそれぞれの自治体を通じて同様の通知を出しています。

県は、「福岡県での事故に続き、今回、痛ましい事故が起きた。安全管理の徹底に努めたい」としています。

亡くなった女の子の死因は重度の熱中症で、発見された際の体温は40℃程度だったということです。

© 株式会社中国放送