コロナ1027人、6人死亡 19日連続で前週比減(9月9日朝まとめ)

 沖縄県は8日、県内で10歳未満から90歳以上の1027人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日に比べ、1013人減少し、前週比の減少は19日連続。70代~90歳以上の5人と年代非公表1人の計6人の死亡も公表した。死亡者は累計で658人。

 那覇市の80代男性は6月、70代と80代の男女は8月に死亡が確認された。中部保健所管内の70代と90歳以上の女性2人は8月に死亡した。年代性別と居住地非公表の1人は経緯を公表していない。

 新規感染者の年代別内訳は最多の10歳未満が162人、30代が158人、40代が157人、10代が137人など。入院中の患者は379人で重症が14人、中等症が229人。県全体の病床使用率は52.6%で、圏域別では本島59.5%、宮古18.2%、八重山21.7%。

 政府が感染者の自宅などでの療養期間を短縮したことで一定程度、人にうつすリスクが残るため、症状がある人は10日間、無症状者の場合は7日間は感染リスクの高い行動は控えるなど自主的な感染予防の徹底を求めている。県も感染リスクが残存する期間は、高齢者などとの接触や不要不急の施設への訪問、会食などを避けるよう呼びかけた。

  (中村万里子)

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