セブン－イレブン・ジャパン（東京）は、西九州新幹線開業を記念し、長崎県産鶏「夢みどり」を使った弁当や長崎和牛を具材にしたおにぎりなど5商品を開業日の9月23日に発売する。約3週間の期間限定で、県内全205店舗で取り扱う。
県と同社は地産地消の推進などを図る「地域活性化包括連携協定」を2008年に締結。これまでも県産品を活用した商品の開発販売などに取り組んできた。
商品は、「夢みどり」をたれとユズコショウで味付けし、炭火で焼いた「県産夢みどりの炭火焼き鳥弁当」（702円）、「夢みどり」の唐揚げなどが入った「県産夢みどりの唐揚げとおむすびセット」（399円）、長崎和牛を具材にしたおにぎり「新潟県産コシヒカリ 長崎和牛の牛しぐれ煮」（205円）、佐世保バーガーと長崎名物のシースケーキをそれぞれ再現した「期間限定 佐世保の味ベーコンエッグバーガー」と「ふんわりクリームシフォン長崎シースケーキ」（各486円）。
県庁で7日、商品発表があり、同社の桝尾威彦・北九州ゾーンマネジャーは「新幹線が開業すれば他県から人が訪れる。地産地消と“地産他消”で県民が元気になることを願っている」と話した。商品を試食した平田研副知事は「試作に試作を重ねたと聞いた。県民や長崎を訪れた皆さまに楽しんでほしい」と述べた。
