2022グリーンプリンティング(GP)認定制度3賞決定

【GP環境大賞・GPマーク普及大賞・GP資機材環境大賞】パッケージを中心にGPマーク表示が急拡大!

2022年9月8日
一般社団法人日本印刷産業連合会

一般社団法人日本印刷産業連合会(東京都中央区、会長:北島義斉、略称:「日印産連」)は、グリーンプリンティング(GP)認定制度の2022年度「GP環境大賞」、「GPマーク普及大賞」、「GP資機材環境大賞」の受賞者を決定しました。表彰式は2022年10月19日(水)にDNP五反田ビル・ホールにおいて実施する予定です。

日印産連では、SDGsが社会の共通目標となるなか、環境関連の目標を実現するため、印刷業界の環境配慮自主基準を達成した工場・事業所を認定するとともに、同基準に適合した印刷製品への「グリーンプリンティング(GP)マーク」表示、並びに印刷工場が使用する資機材の認定など、印刷総合環境配慮制度「グリーンプリンティング(GP)認定制度」の取り組みを進めています。

GP環境大賞は、印刷業界が地球環境への負荷低減に取り組むために創設したGP認定制度に対し、深い理解と本制度を積極的に活用いただいている企業や団体に敬意と感謝の意を込めて贈るものです。2022 GP環境大賞は、2021年度(2021年4月から2022年3月まで)にGPマークを表示した印刷製品をより多く発行した企業・団体を表彰いたします。
また、パッケージを中心にGPマーク表示が急拡大する中、表彰の対象を一般印刷とパッケージ印刷の2部門に分けるとともに、過去3回GP環境大賞を受賞した企業・団体には、4回目の表彰時にその活動に対して最大の賛辞と敬意を表するために「GP環境大賞ゴールドプライズ」を贈呈しています。

GPマーク普及大賞は、GPマーク表示にもっとも貢献したGP認定取得の印刷会社を他の会社の模範として表彰するものです。2022 GPマーク普及大賞は、2021年度(2021年4月から2022年3月まで)にGPマーク表示印刷製品をより多く製造し、GPマーク普及に貢献した印刷会社を表彰いたします。こちらもオフセット印刷部門、グラビア・シール・スクリーン印刷部門、製本・表面加工部門の3部門に分けて表彰いたします。

GP資機材環境大賞は、印刷工場の環境負荷低減及び作業環境改善に貢献し、GP資機材認定製品を積極的に提供いただいている資機材メーカーに贈るもので、2022年4月1日時点でGP資機材認定製品の登録が最も多い資機材メーカーに対し、資材、機材の部門別に表彰いたします。なお、本賞については、過去に同部門を受賞したメーカーは選考対象外となります。

関連URL https://www.jfpi.or.jp/greenprinting/

GP環境大賞ゴールドプライズ、2022 GP環境大賞、2022 GPマーク普及大賞及び2022 GP資機材環境大賞の受賞者は次のとおりです。
(各賞とも五十音順)

【GP環境大賞】
GP環境大賞ゴールドプライズ(1団体)
東京都
※GP環境大賞ゴールドプライズをすでに受賞している企業:
NTTタウンページ株式会社、大阪商工信用金庫、株式会社タカラトミー
<一般印刷の部>
2022GP環境大賞(4社)
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画、東武鉄道株式会社、株式会社ホテルショコラ
2022GP環境準大賞(5社・団体)
社会福祉法人恩賜財団済生会、日本航空株式会社、株式会社ホンダカーズ横浜、株式会社ホンダコムテック、三鷹市
<パッケージ印刷の部>
2022GP環境大賞(1社)
株式会社あわしま堂
2022GP環境準大賞(6社)
国分グループ本社株式会社、株式会社旬菜デリ、竹下製菓株式会社、プレミアアンチエイジング株式会社、株式会社マルキン海産、レインボー薬品株式会社

【GPマーク普及大賞】
<オフセット印刷部門>
2022GPマーク普及大賞(3社)
NTT印刷株式会社、株式会社笠間製本印刷、六三印刷株式会社
2022GPマーク普及準大賞(9社)
伊藤印刷株式会社、岩岡印刷工業株式会社、株式会社大川印刷、精英堂印刷株式会社、株式会社太陽堂印刷所、谷口印刷株式会社、株式会社文伸、丸正印刷株式会社、稚内印刷株式会社
<グラビア・シール・スクリーン印刷部門>
2022GPマーク普及大賞 (1社)
株式会社北四国グラビア印刷
2022GPマーク普及準大賞(3社)
賀谷セロファン株式会社、株式会社巧芸社、東包印刷株式会社
<製本・表面加工部門>
2022GPマーク普及大賞(1社)
株式会社NACAMURA

【GP資機材環境大賞】
<資材部門>
2022GP資機材環境大賞(1社)
コダック合同会社
<機材部門>
2022GP資機材環境大賞(1社)
コニカミノルタジャパン株式会社
※過去同部門の受賞メーカーは選考の対象になっておりません。

SDGsが社会の共通目標となるなか、日印産連ではこの目標実現に寄与するGP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞を推進することで、GP認定工場の活用、印刷製品への環境配慮、印刷工場の環境配慮がさらに促進され、GPマークの認知度向上に資するものと期待しています。なお、GP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞の結果は日印産連のホームページをはじめ、さまざまな機会に広報してまいります。

◎GP環境大賞ゴールドプライズ、GP環境大賞、GPマーク普及大賞、GP資機材環境大賞受賞マーク

【GPマーク表示製品例】
◎GP環境大賞ゴールドプライズ
東京都

◎2022GP環境大賞(一般印刷の部)
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

株式会社ジェイアール東日本企画

東武鉄道株式会社

株式ホテルショコラ

◎2022 GP環境大賞( パッケージ 印刷 の部)
株式会社あわしま 堂

__
【資料】__
<グリーンプリンティング認定制度について>
平成18年に印刷産業の環境負荷削減をめざして創設。本年は創設16年目を迎え、活動しているグリーンプリンティング(GP)認定工場は全国433工場となりました。環境省策定・発行の「グリーン購入の調達者の手引」、「プレミアム基準策定ガイドライン」、「環境表示ガイドライン」、そして「東京都グリーン購入ガイド」において、本制度の活用が取り上げられています。また、その他の地方自治体や民間企業においても印刷の発注先としてGP認定工場が推奨・指名されるなど、社会的信頼を得られた業界初の認定制度として業界内外から広く注目を集めています。

GPマークはGP認定工場が製造し、紙、インキ等印刷資材がグリーン基準を満たした印刷製品に表示できる環境ラベルです。環境配慮のレベルによりワンスターからスリースターまでの3段階があります。GPマークは、より高度な環境ラベルとして、官公庁の発行物、CSRレポートから一般のパンフレットなどさまざまな印刷製品に利用されています。年間約1900社が印刷製品にGPマークを表示し、累計では 約9億4百万部(2022年3月末現在)のGPマーク表示印刷製品が製造されており、環境に配慮した印刷製品づくりを推進しています。

GPマーク表示例