“安全管理や登園の情報共有"適切か 園児バス置き去り事件で県と市が「川崎幼稚園」の特別監査実施=静岡・牧之原市

9月5日、静岡県牧之原市の認定こども園の通園バスの中に置き去りにされた園児が死亡した事件で、静岡県と牧之原市はこども園に特別監査を実施しました。

献花台に置かれた亡くなった園児へのメッセージ

<寺坂元貴記者>

「午後1時前です。静岡県と牧之原市の職員が川崎幼稚園に特別監査に入ります」

静岡県と牧之原市の職員合わせて10人による特別監査を受けたのは、認定こども園「川崎幼稚園」です。川崎幼稚園では9月5日、通園バスにこの園に通う女の子(3)が5時間以上置き去りにされ、死亡する事件が起きています。

建物内に入る特別監査

特別監査はこの事件を受けて行われているもので、県と市は▼バスの運行の安全管理の状況や▼登園の情報共有が適切に行われていたかなどを職員らへの聞き取りを中心に調べています。

幼稚園の前に供えられた花

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