小芝風花が「霊媒探偵・城塚翡翠」で清原果耶を支えるアシスタント役

小芝風花が、日本テレビ系で10月にスタートする連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」(日曜午後10:30、開始日未定)に出演することが分かった。

本作は、“霊が視(み)える”能力を持つ主人公・城塚翡翠(清原果耶)が霊視の能力を使い、死者からヒントを頼りに難事件解決に奔走するミステリードラマ。翡翠とタッグを組んで殺人事件に挑む推理作家・香月史郎に瀬戸康史が扮(ふん)する。原作は、ミステリーランキングを総なめにした、相沢沙呼氏による累計50万部突破の大ヒット小説「medium 霊媒探偵城塚 翡翠」(講談社文庫)。数々のミステリー作品にまつわる賞を受賞した話題作だ。

小芝が演じるのは、翡翠を公私ともに支えるアシスタント・千和崎真。“霊媒師”である翡翠を仕事面で支えるとともに、食事など身の回りの世話もする、翡翠にとってはお姉さん的存在。調理が得意で、おいしそうに食べてくれる人の笑顔を見るのが好き。整理整頓、掃除も好きなキャラクターだ。

小芝は「原作を読む時に、私はある程度のストーリー設定を聞いてから読んだのですが、それでも読み進めていくと騙されてしまったくらい面白かったです。きっと誰も結末が読めない展開で、ずっとワクワクが続く作品だなと思いました」と作品の印象を語る。

そして「私が演じる千和崎真は、一番、翡翠ちゃんが心を許している相手でもあるので、しっかり支えられるような人になれたらいいなと思っています」と役柄について触れ、「清原さんとは、今回初めてご一緒します。大人びたクールなイメージがあったんですが、お話してみるととてもかわいらしい方なんだなと感じました。お話し好きな一面もあるし、しっかりしている面もある、すごくすてきな方だと思います。瀬戸さんは7年ほど前に舞台でご一緒させていただいた以来になります。今回はまた全く違った役柄で共演できるので、それがとても楽しみです」と清原、瀬戸との共演に胸を弾ませる。

加えて「このドラマは一筋縄ではいかないというか、いい意味でいろいろ裏切られる作品なので、それを楽しみながらご覧いただきたいです。また、公式SNSでも連動して皆さんと盛り上がれるような仕組みをたくさん考えてあるので、ぜひそちらでも一緒に楽しんでいただけたらうれしいです!」とアピールしている。

清原は、小芝の印象を「お会いするのは今回が初めてです。女の子らしいキュートな見た目なのに、きっと“男気”がある性格をされているような気がして、そのギャップがとても魅力的でいとおしいと感じています」と語り、「翡翠と真ちゃんは距離が近い役なので仲良くなりたいと思って、初めてお会いした時からたくさん話しかけてしまいました(笑)。これからおいしいごはんを食べに行ったりしたいです」と親交を深めている段階であることを明かした。

番組を手掛ける統轄プロデューサーの荻野哲弘氏は「2020年4月期に、今回と同じ『日曜ドラマ』枠で放送した『美食探偵 明智五郎』以来、2年半ぶりに小芝さんとご一緒できることになり、望外の幸せです。持ち前の明るさはもちろん、演技への真摯(しんし)な取り組み、共演者やスタッフへの気遣い、人気女優とは思えない腰の低さ…コロナ禍というエンタメ界を襲った未曾有の出来事の中、小芝さんは私たちスタッフや共演者の皆さんに元気と前に進む勇気を与えてくれました」と小芝の魅力を伝える。

そして「今回『霊媒探偵・城塚翡翠』で演じていただく千和崎真役は、清原果耶さん演じる翡翠にとっては、“頼れるお姉さん”のような存在で、小芝さんが『美食探偵』とは違った魅力を放ってくださること間違いなしです!」と期待し、「先日、今回の役のために、髪を切ってくださった小芝さん。会った瞬間に、大人の女性に変身されていて、スタッフ一同『おー!』と感嘆の声を上げました。小芝さんと一緒に、驚きが連続する魅力的なドラマを制作してまいりますので、ぜひ放送を楽しみにしてください!」とエピソードを明かしている。

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