「和牛五輪」上位入賞へ決意新た 岡山県代表の農家ら 新見で結団式

結団式で気勢を上げる出品者ら

 和牛のオリンピックと呼ばれる「第12回全国和牛能力共進会」(10月6~10日・鹿児島県)に岡山県代表として出場する畜産農家11人と5団体の結団式が9日、新見市新見の新見文化交流館で開かれ、関係者が上位入賞への決意を新たにした。

 県や全農県本部などでつくる同共進会県出品対策協議会が主催し、約100人が参加。伍賀弘会長が「日々の研さんの成果を十分に発揮してほしい」と激励した。

 新見、津山市、奈義町などの出品者を代表して、大〓毅団長(75)=津山市=が「県内の農業に携わる若者が希望を持てるよう、チーム岡山が一丸となって頑張ろう」と決意を述べた。

(〓は土ヘンに谷)

 共進会は5年に1度開かれており、今回は全国41道府県の計439頭が「種牛」「肉牛」「高校及び農業大学校」の3部門で競う。岡山県からは21頭が出場する。

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