静岡県内では9月9日、新たに2739人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。16日連続で前の週を下回っています。
自治体別の感染者は、浜松市で668人、静岡市で528人、富士市で175人、富士宮市で118人などとなっています。感染者4人の死亡が報告されました。
1日あたりの感染者数は先週金曜日(9月2日3847人)より1100人ほど少なく、16日連続で前の週を下回りました。
新たに発生したクラスターは4件で、このうち2件は浜松市浜北区と沼津市の病院です。病床使用率は、県全体で50.3%と、病床ひっ迫が懸念される5割を切る水準まで下がりつつあります。
9月7日、国は症状があった人でも解熱剤なしで24時間平熱が継続した場合は、自宅療養の期間を10日間から7日間に短縮すると発表しました。県内もすでにこの運用となっていますが、県は「感染者の10数%が発症から10日目まで生きたウイルスを持っている」として注意を呼びかけました。
<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>
「(療養)解除後の3日間の注意としては、感染を拡げない行動の徹底をお願いします」
また、無症状の人と症状が軽くなって24時間経過した人の療養中の買い出しも認められるようになりましたが、こうした人たちによる感染リスクもあるとして、マスクの着用や高齢者などとの接触を避けるよう呼びかけています。