「教団と関係があるという認識はなかった」自民党の旧統一教会との接点調査で該当の県内選出4議員 今後はチェックし関係断つ=静岡

9月8日、自民党が旧統一教会と接点があったと公表した中にいた静岡県内選出の4人の国会議員。SBSの取材に応じ、いずれも「教団と関係があるという認識はなかった」と答えました。

この調査は、自民党所属の379人の国会議員を対象に、旧統一教会や関連団体との関係を報告させたもので、8日に茂木幹事長が教団と接点があった議員が179人にいたことを明らかにしました。

ここに含まれていた県内選出の議員は4人で、

▼静岡2区の井林辰憲衆議院議員は、関連団体の会合に2度出席してあいさつしました。

▼静岡3区で比例選出の宮沢博行衆議院議員は、関連団体の会合であいさつを10回、講演を1回しました。

▼静岡4区の深沢陽一衆議院議員は、関連団体の事務所を2度訪れ、あいさつしたほか、関連団体の関係者が後援会の入会申込書を持ってきたことがあると説明しました。

▼静岡選挙区の若林洋平参議院議員は、関連団体の会合で2度あいさつをしました。

<若林洋平参議院議員>

「基本的には会合があるというところに呼んでいただいてということなので。その時点で認識がなければ駄目だと言われれば、それは申し訳なかったとしか言いようがない。ただ、関連ということになると、私自身は認識がなかった」

4人の議員の説明で共通するのは、「教団と関係があるという認識はなかった」という点です。会合などへの参加の多くが、後援会や県議からの紹介に端を発していて、いずれの議員も今後はチェックをして関係を断つとしています。

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