レディース杯 出場119選手決定 桜井や大林らに注目、16日開幕

(上段左から)桜井心那、大林奈央、須江唯加(下段左から)成田美寿々、石川怜奈

 玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで16日から3日間行われる女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)の出場選手119人が9日決定した。同ツアーの賞金ランキング首位の桜井心那や3位の大林奈央、津山市出身の須江唯加(作陽高出)ら昨秋のプロテストに合格した新人やレギュラーツアー13勝の成田美寿々らがエントリーした。

 プロは112人で、前回2位の永嶋花音ら伸び盛りの若手に加え、レギュラーツアーで優勝経験のある一ノ瀬優希、原江里菜ら実力者が顔をそろえた。岡山ゆかりの選手では20年大会覇者の石川怜奈や藤本麻子(ともに作陽高出)、小橋絵利子(RSK山陽放送)らが参戦。残る1人は後日決まる。

 アマチュア7人のうち岡山勢は5人。8月の全国高校選手権4位の森愉生(理大付高3年)や渋野日向子の妹で国内プロツアー初参加の暉璃子(明大2年、朝日高出)らが名を連ねた。

 若手育成を目的としたステップアップツアーの今季10戦目。3年ぶりに観客(各日上限3千人)を入れて実施する。賞金総額3千万円(優勝540万円)。2日間の予選ラウンドを行い、60位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進む。上位2選手は姉妹提携するレギュラーツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」(11月17~20日・松山市)の出場権を得る。

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