県が女性活躍推進に取り組む企業を認定　山梨えるみんとは？

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渡辺麻耶が木曜日のDJを担当するFM FUJIの番組『Bumpy』（毎週月曜～木曜、13:00～18:50）内のコーナー「CLOSE UP TODAY」（毎週木曜、17:35～）。9月8日のオンエアに山梨県男女共同参画・共生社会推進統括官の主任、堀口さんが出演し、山梨県が、企業で女性が活躍できるようにとおこなっている取り組み「山梨えるみん認定制度」を紹介しました。

麻耶：「山梨えるみん認定制度」とは、どのような制度なんですか？

堀口：「山梨えるみん」のご紹介の前に、国の制度に、「えるぼし」、そして、「くるみん」というものがあります。「えるぼし」とは女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業を認定する制度、「くるみん」とは子育てサポート企業を認定する制度です。「山梨えるみん」は、「えるぼし」認定や「くるみん」認定取得の足がかりとすべく、山梨県が女性活躍推進に取り組む企業を認定するもので令和元年度（2019年度）に創設した制度になります。

麻耶：企業が「山梨えるみん」を取得することでどんなメリットがありますか？

堀口：まず、認定されると県から認定証が交付されます。 また、認定マークは名刺や印刷物でご使用いただけるので、女性活躍推進に取り組む企業であることを広くPRすることができます。県ホームページでも、企業名や取り組み内容などを掲載して広報する支援をおこないます。そして、人材確保の面でも支援が受けられます。例えば、県主催の就職説明会で、仕事を探している人に対して「女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業」としてご紹介いたします。最後にもう1つ、中小企業に向けた「成長やまなし応援融資」の融資を受けられるようになります。

麻耶：PRや広報、そして融資など幅広い分野で県の支援を受けられるんですね。

認定を受けるためには？

麻耶：どのような基準で認定されているんでしょうか？

堀口：国の制度である「えるぼし」や「くるみん」の認定につながるような基準としています。女性労働者の継続勤務年数／男性育児休暇の取組／女性の管理職比率――などの5項目の基準のうち3項目の基準が満たされていれば認定となります。

麻耶：2019年度の創設ということでしたが、現在 何社が認定されていますか？

堀口：現時点で49の事業者が認定されています。

麻耶：こうした女性活躍に積極的な企業が今後も増えるといいですよね！山梨県では、認定取得を目指す企業のために専門家の派遣も おこなっているんですよね？

堀口：山梨県では、「山梨えるみん」や 国の「えるぼし」の認定にむけたアドバイス、申請に至るまでの書類の書き方など、きめ細やかな支援を行うため、社会保険労務士である「女性活躍推進アドバイザー」を派遣しています。この制度について、少しでも興味がある企業様がいらっしゃいましたら、「山梨県 男女共同参画・共生社会推進統括官」までご連絡いただければと思います。電話番号は、055-223-1358です。

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