沖縄県は9日、10歳未満から100歳以上の1183人が新たに新型コロナウイルスに感染し、基礎疾患のある50代女性を含む50～90歳以上の計4人が死亡したと発表した。
年代別では40代が207人と最多で、入院患者は385人だった。県全体の病床使用率は53.4％で、圏域別では本島60.7％、宮古18.2％、八重山20.0％となっている。
施設内感染によって県が支援に入っている施設は85カ所で、施設内療養者は549人だった。
同日、病院事業局は県立中部病院で8月に発生したクラスター（感染者集団）4例のうち、3例が8日に収束し、残る1例も感染拡大はないと報告した。4例のクラスターでは計77人が感染した。そのうち、8月4日に発生した710例目のクラスターでは4人が死亡したという。
米軍関係の感染は23人だった。
（嘉陽拓也）
