小宮璃央&井上想良共演! 泣けるBL小説「永遠の昨日」を実写化

MBSほかで4月から1年限定でスタートしたドラマ枠「ドラマシャワー」(木曜深夜1:29)枠。10月20日に、小宮璃央と井上想良が主演を務める第4弾作品「永遠の昨日」が開始する。

原作は、榎田尤利氏によるBLのレジェンド小説。交通事故に遭ってしまった高校生の山田浩一と、同級生の青海満が心を通わせ、生と性を見つめ懸命に“生きた”2人の姿を描いた、“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーだ。陽気でクラスの人気者である浩一を小宮、秀才で人付き合いが苦手な満を井上が演じる。

そして、本作の監督・脚本を務めるのは、高杉真宙主演「ぼんとリンちゃん」(2014年)、間宮祥太朗と桜井日奈子のダブル主演「殺さない彼と死なない彼女」(19年)で注目を集め、神尾楓珠主演最新作「恋は光」がロングラン上映中の小林啓一氏。青春の煌めきを独特の視点で紡ぐ小林氏が、男子高校生2人の切ない恋愛模様を鮮やかに映し出す。

小宮は「原作を読みページをめくるうちに、浩一と満の心情が細やかに描き出され涙があふれました。小林監督と初めてご一緒させていただき、浩一役にリアリティーを持たせられるようにリハーサルを重ねて自分自身とも向き合いました。作品の完成が今からすごく楽しみです︎! 撮影現場では満役の井上さんにもたくさんのことを教えていただき、満と浩一のような信頼関係を築くことができました。それがお芝居を通して皆さんにも伝わるとうれしいです」と真摯(しんし)に撮影に向き合ったことを報告。

井上は「最初に小説を読んだ時、ものすごく無垢できれいで、自然と涙があふれました。満と浩一、2人だけが共感できる心の痛みや喜びを自分なりに必死に描きました。そして今作の監督・脚本の小林監督だったからこそ作れたこの世界が僕は大好きです。初めての連続ドラマの主演作がこの作品でよかったと心から思っています。たくさんの方に、この切なくも温かい青春物語をお届けすることができれば幸いです」と作品への思いを伝える。

小林監督は「内に秘めたる孤独を共有し合う浩一と満を、小宮くんと井上くんが見事に演じてくれました。エモいという言葉を今まで口にしたことはなかったのですが、今回は思わず連発してしまったほどです。撮影の田中さんのショットも非常に美しく、2人の繊細さが際立ったと思います。ドラマ初挑戦ということで緊張しましたが、キャストやスタッフに支えられ、とてもいいものになったと思います。撮影中、何度も泣きました。榎田先生、すてきな原作をありがとうございます」と自信を見せる。

原作の榎田氏は「文字だけで作られた小説という世界を映像にする時、それは原作とは違う形でありながらも、核の部分は原作としっかり結びついていてほしい――私はそう考えています。監督とお話し、脚本を拝見し、撮影現場にもうかがわせていただいて、『永遠の昨日』はまさしくそれが成り立つドラマだと、期待に満ち満ちております!原作を真摯に読み取ってくださった小林監督、メインキャラクターの2人をみずみずしく演じてくださった小宮璃央さん、井上想良さん、ほかにもたくさんの演者さんとスタッフの皆さまに、心から御礼を申しあげます。たくさんの方に、浩一とみっちゃんの物語が届きますように」とメッセージを寄せている。

なお、本作は、テレビ神奈川(10月20日スタート 木曜深夜1:00)、群馬テレビ(10月25日スタート 火曜深夜0:30)、とちテレ(10月26日 水曜深夜1:00)、テレ玉(10月27日 木曜午後11:00)、チバテレ(10月27日スタート 木曜午後11:00)でも放送。TVer、MBS動画イズム、GYAO!では、見逃し配信もされる。

© 株式会社東京ニュース通信社