炭火なのに煙が出ないバーベキューグリル?おうちキャンプ向きBBQコンロ「ロウリュ」の魅力

NINE NATION(ナインネーション)から発売されている無煙バーベキューグリル「ロウリュ」を筆者・浜の小魔人がご紹介します。炭火を使うのに無煙とは?!美味しく焼けるのか?…を検証しました。要チェックですよ!

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」のご紹介!

筆者撮影

炭火なのに煙が出ないすごいバーベキューグリルがあるんです。その名も「ロウリュ」

「ロウリュ」は日本製の商品で、とても高品質&高機能なバーベキューグリルなんです。

一体、どのような仕組みで煙が出ないのか?さっそく無煙バーベキューグリル「ロウリュ」の主な特徴を紹介いたします。

【ロウリュの基本スペック】

筆者撮影
  • サイズ:56cm x 26cm x 32cm
  • 重量:7.8kg
  • 素材:ステンレス
  • 製造国:日本
  • 保証期間:10年間

【ロウリュの主な特徴】

「ロウリュ」公式ページより抜粋
  • 炭の上で調理をしないから煙が出にくい
    基本的に炭の上で調理をしないので、調理時には煙がでない構造となっています。特殊な使い方さえしなければ、都市部の庭やベランダで使ってもご近所さんに迷惑がかかる心配はなさそうです。
  • 輻射熱・対流熱・反射熱で効率的に調理が可能
    上記の画像は、無煙バーベキューグリル「ロウリュ」の調理の仕組み(熱伝導)を示しています。
    輻射熱、対流熱、反射熱などで効率的に調理がなされ、蒸気が料理のパサつきを抑えてジューシーに料理を仕上げてくれます。ですから、普段料理をされない方でも簡単に美味しいバーベキューが楽しめるんですね。
  • 日本国内の工場で1台ずつ手作りで作られているから品質も安心
    無煙バーベキューグリル「ロウリュ」は、日本国内の「町工場」で一つずつ手作りで加工されていています。
    70年の歴史がある町工場の「匠」による手作りと聞いて、丁寧な製品、品質の良い製品という印象を持ちました。(個人の感想です)

筆者はまだ使用歴が短いですが、安心して長期間使えそうと期待しています。

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」のおすすめポイント!

筆者撮影

さて、無煙バーベキューグリル「ロウリュ」の概要を説明しましたが、筆者が実際に庭キャンプで使ってみて、「ここはおすすめポイントだ!」と感じた部分をお伝えしますね。

おすすめポイント(1)本当に煙が出にくい

筆者撮影(炭火の写真)

まずは、一番大事な機能面のおすすめポイントです。それはやはり、「煙が出にくい」こと。

正直申し上げて「全く煙が出ない」というわけではありません。調理中は基本的に煙は出ませんが、火起こしの際にやり方によっては少し煙が出る場合もあります。

「ロウリュ」の構造上、炭火の上に食材がくることは稀(メーカー推奨の使い方であれば無い)なので、バーベキュー時の「煙の原因=炭の上に食材の油や汁が落ちて煙が発生する」ことはないのです。

ただし、「炭起こしの方法」やご使用になる「炭の種類」によっては、炭起こし時に若干の煙が発生します。(ご近所への煙の配慮が重要である環境にお住まいなど)よりシビアな環境でお使用の場合は、よく研究してやってみてくださいね。

筆者は固形燃料と備長炭を使用する事で、煙がほとんどでない火起こしが出来ました。

おすすめポイント(2)美味しく焼ける

筆者撮影

煙が出ないとしても、本来の目的であるバーベキューが美味しく作れなくては意味がありませんよね。

(後ほどご紹介する)筆者が実際に作ってみたバーベキューレシピを見ていただければわかりますが、煙が出ないのに炭火の香りが感じられる超美味しいバーベキュー料理が簡単に作れます!

炭火焼きの香りが感じられるのは、本格的なバーベキューが楽しめるという意味で、ガスや電気のコンロとは大きな違いだと思うんです。

おすすめポイント(3)錆びにくいのでメンテナンスが楽

筆者撮影

素材がステンレスなので、使用後も洗剤をつけてごしごし洗ったり拭いたりできます。また、ステンレスは「錆びにくい素材」ですから、そういう意味でもメンテナンスがしやすいですね!

おすすめポイント(4)火おこし・火消しが簡単

筆者撮影

このグリルは、炭起こしや火消しが本体で簡単にできます。ですから、特別に「ファイヤースターター」や「火消し壺」を持っていなくてもすぐにバーベキューを楽しむことが可能です。

筆者のように普段からキャンプで使うためそれらの器具を持っている方でなくても、気軽におうちでバーベキューができるのは便利だと思います。

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」で作る激うま「バーベキューレシピ」!

筆者撮影

無煙バーベキューグリルを購入する目的は美味しい料理を食べる為のはずですw。ですから、この無煙バーベキューグリル「ロウリュ」で筆者が作ったバーベキューレシピをご紹介しておきましょう。

おすすめのバーベキューレシピ(1)ローストビーフ

筆者撮影

筆者はキャンプでもローストビーフをよく作ります。

ですから、ローストビーフを作ると「キャンプをしている気持ち」になれるので、庭キャンプでも作る頻度が高いですw。

【材料】

  • 牛ブロック肉:お好きな量
  • 塩:適量
  • にんにくスライス:適量
  • トリュフドレッシング&ソース:適量
  • 凧糸

【作り方】

  • 牛ブロック肉に塩を刷り込み下味をつける(濃いめの下味にした方が美味しいと思います)
  • 凧糸で縛り、にんにくスライスを凧糸に挟みます
  • 200℃〜250℃の無煙バーベキューグリルに1を入れて30分くらい焼く(※)
  • 肉の内部の温度が70℃以上になっていることを確認(※)して取り出す
  • アルミホイルに包んでしばらく肉を休ませる
  • ローストビーフを薄くスライスして、ソースをかけてお召し上がりください(ソースは塩のみ、わさび醤油などでも美味しいです)

(※)焼き時間は、グリルの温度、食材の大きさ(厚み)などにより適宜調整してください。

(※)筆者は,下記のクッキング温度計を使って、肉の内部温度を確認しています。

おすすめのバーベキューレシピ(2)サーモンのプランクグリル

筆者撮影

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」を使うようになってからはじめて「プランクグリル」という言葉を知りました。

水に浸した杉の板をグリルにそのまま入れてバーベューするのですが、杉の良い香りが料理について非常に美味しいです。

【材料】

  • サーモン:適量
  • レモン:半分
  • ローズマリー:適量
  • 塩:適量
  • 粗挽き胡椒:適量
  • 杉板:1枚

【作り方】

  • 杉板を水に浸して1時間以上給水させる
  • 給水させた杉板の上にサーモンを乗せ塩胡椒をする
  • レモンを薄くスライスし、サーモンの上に乗せる
  • その上にローズマリーを置いて,無煙バーベキューグリルに杉板ごと入れて10分くらい焼く(※)
  • 食べる時にレモンのスライスを絞ってレモンの汁を馴染ませて食べると美味しいです(レモンがお好きな方は、カットレモンを絞ってもOKです)

(※)焼き時間は、グリルの温度、食材の大きさ(厚み)などにより適宜調整してください。

おすすめのバーベキューレシピ(3)本格チャーシュー

筆者撮影

本格的なチャーシューも簡単に作れますよ。煮豚とは違う「本物の焼き豚」です。

【材料】

  • 豚バラブロック:適量
  • 網(またはたこ糸)
  • ★醤油:50cc
  • ★酒:50cc
  • ★みりん:50cc
  • しょうが:1片(あるいはチューブ5cm〜7cm)
  • 長ネギ:青いところ

【作り方】

  • 豚バラ肉を巻いてチャーシュー用の網に入れる(たこ糸でぐるぐる巻いてもOK、筆者は100均で買った凧糸で巻いています)
  • ★印のつけだれをよく混ぜ、ブロック肉、すりおろししょうが(チューブでok)と長ネギも保存袋に入れて下味をつける(30分以上)
  • 下味のついた豚肉ブロックを200℃〜250℃の無煙バーベキューグリル「ロウリュ」に入れて30分〜40分位焼く(※)
  • つけだれを煮詰めて、水溶き片栗粉でとろみをつける
  • 出来上がったらチャーシューをスライスして4をかけてお召し上がりください

(※)焼き時間は、グリルの温度、食材の大きさ(厚み)などにより適宜調整してください。

(※)白髪ネギ、味付け卵をそえると更に美味しく頂けます。

おすすめのバーベキューレシピ(4)炭火焼きハンバーグ

筆者撮影

最後に、筆者がどうしても外せないバーベキュー料理だと思っている「炭火焼きハンバーグ」をご紹介します。お子様も大好きなメニューだと思いますので、炭の香りがする絶品ハンバーグをぜひお試しくださいませ。

【材料】

  • 合い挽き肉:250g
  • ※玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
  • ※牛乳:40cc
  • ※パン粉:大さじ5
  • ※卵:1個
  • ※塩:適量
  • ※胡椒:適量
  • ※ナツメグ:適量
  • ★しめじ:1/2房
  • ★玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
  • ★ケチャップ
  • ★コンソメスープの素

【作り方】

  • ボウルに合い挽き肉(ひき肉)と※を全ていおれてよく混ぜる(粘りが出るくらいよく混ぜたほうが崩れなくて美味しく焼けます)
  • お好きな大きさに成形する
  • 200℃〜250℃の無煙バーベキューグリル「ロウリュ」に入れて10分焼く(※)
  • (焼いている間に、)小分けにしたしめじ、玉ねぎの薄切りをよく炒めコンソメの素で味付けし、更にケチャップを入れてソースを作る
  • 焼き上がったハンバーグに4のソースをかけてお召し上がりください

(※)焼き時間は、グリルの温度、食材の大きさ(厚み)などにより適宜調整してください。

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」の便利なオプション品と準備しておくべき道具

筆者撮影

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」には便利な「メーカーオプション品」が用意されています。本体と合わせて入手してみてはいかがでしょうか?

オプションその1:温度計

筆者撮影

「ロウリュ」の専用温度計は、かっこいいですよ。グリル内の温度を把握することは大切です。(温度によって調理時間がかなり変わります)

オプションその2:本革製取手カバー

筆者撮影

専用の本革製「取手カバー」もクールですね。

こちらも「温度計」と同様に公式ページから購入できます。

メーカーオプション品以外の必要アイテム

上記のメーカーオプション品の他にも、実際に筆者が使っている道具類のご紹介もしておきますね。まだお持ちでなかったら購入して使用するのをおすすめします。

筆者愛用の「あると便利な道具」その1:耐熱手袋

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」は、かなり高温になります。仮に取手カバーをつけたとしても、熱いので耐熱手袋を使った方が良いでしょう

筆者愛用の「あると便利な道具」その2:炭バサミ

トングでも良いのですが、炭バサミがあるとさらに良いです。炭の掴みやすさが全然違いますよ。

筆者愛用の「あると便利な道具」その3:火消し壺

炭が完全に燃え尽きているように見えても、隠れた火種があるかもしれません。

最後は必ず「火消し壺」に炭を入れてください。キャンプなどでバーベキューをするときはもちろんですが、おうちの庭でやるときはさらに重要になります。

火消し壺に入れると、燃え残った炭が次回また再利用することもできるので、バーベキューをする際のマストアイテムです。

ちなみに筆者愛用の「炭」は備長炭です!

「備長炭」を使うと、炭起こしの時に一番煙が少ないと感じています。

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」をおすすめする方、できない方

筆者撮影

最後に、無煙バーベキューグリル「ロウリュ」がどのような方におすすめなのか?おすすめできない方はどういった方なのか?を整理します。

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」をおすすめする方

  • 都市部のお庭やベランダなど,限られたスペースでバーベキューを楽しみたい方
  • 近所の皆さんに煙の苦情を言われないか?気になる方
  • バーベキュー場やキャンプになかなか行けない方

無煙バーベキューグリル「ロウリュ」をおすすめできない方

  • バーベキューはキャンプやバーベキュー場やでやりたい方
    →もちろん「ロウリュ」はキャンプ場でも使えますが、煙を気にする必要がない場所へ大きな機材を運ぶのはおすすめしません。
  • 庭が広く,または庭でバーベキューをしていても近所迷惑にならない環境にお住まいの方
    →お住まいの環境によっては、煙が出ても問題にならないかもしれません。その様な方は必要ないでしょう。
  • バーベキューに投資をしたくない方
    →無煙バーベキューグリル「ロウリュ」は、正直に申し上げて「安くありません」。頻繁にお家(庭やベランダ)でバーベキューをやらないなら,投資を慎重に検討すべきと思います。

無煙バーベキューグリルで煙を気にせずBBQを楽しもう

筆者撮影

今回は国産の無煙バーベキューグリル「ロウリュ」をご紹介してまいりました。筆者も最初は「本当に煙出ないの?」と半信半疑でしたが、本当に煙は気になりませんでした。

製造元の責任者の方とも直接お話しを伺う機会がありますが,「都会でも庭やベランダでバーベキューを楽しんでもらいたい!」と熱く語ってらっしゃいました。

最近、人気が出て来たようで在庫も減って来ているようですよ。

町工場の職人さんが手作りしている無煙バーベキューグリル「ロウリュ」ですから、一度に作れる生産数には限りがあるようです。(丁寧に作られている証拠ですね)

気になった方は、お早めに手配した方が良いかもしれません。

今回の記事がお庭でもバーベキューを楽しみたい方のご参考になれば嬉しいです。

それでは、、、またお会いしましょう。

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