英王室ドラマ撮影を一時中断 脚本家「作品は女王へのラブレター」

ネットフリックスのドラマ『ザ・クラウン』の撮影が、エリザベス女王の死去を受けて一時中断される見込みだ。英王室を題材にした同ドラマの脚本家ピーター・モーガンは、この作品が8日にスコットランドのバルモラル城にて96歳で他界したエリザベス女王への「ラブレター」だと話している。

デッドラインへ送られたメールには「『ザ・クラウン』は、女王へのラブレターであり、今、これ以上言うことはありません。ただ黙とうし敬意を示すだけです」と綴っている。

また、イメルダ・スタウントンが女王役を演じるシーズン6の撮影は中断される見込みだとして「敬意を示し、撮影も中断されることでしょう」と続けた。

シーズン5が11月に配信開始予定の同ドラマでは、これまでに、クレア・フォイとオリヴィア・コールマンが女王役を演じてきた。

また、2006年の公開映画『クィーン』で女王役を演じ、アカデミー主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンは、「エリザベスの1人であったことを誇りに思います。私達は、王冠のあるなしに関わらず、高潔さそのものであった女性の死を悼んでいます」と哀悼の声明を出している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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