懐かしの!? 今あらためて注目の!? 公衆電話と北海道十勝豊頃町のハルニレの木がモチーフの"ハルニレのテレホンカード"

災害が多くなった昨今、公衆電話が脚光を浴びています。音声電話やデータ通信がつながらないときに頼りになるからだそうです。

公衆電話は、10円玉をたくさん手にして電話するのがけっこう面倒でした。そんなときの強い味方がテレホンカード 。500円や1000円のカードが財布の中に1、2枚常時入っていました。1980年代の話です。

当時ハルニレのテレホンカードが全国的にバカ売れしていました。使われていた写真は父、浦島甲一のものです。それも1種類でなく何種類も出ていました。NTTから発売されたもの以外にも、会社や個人に頼まれ写真を提供していたようです。

全国的に売れていたハルニレのテレホンカード

ハルニレのテレホンカードで思い出すのは、音楽グループ「遠音」のギタリスト、曽山良一さんです。初めて会った際にプレゼントしたテレホンカードがきっかけで、彼らのデビューアルバムに父の写真が採用されました。1988年のことです。

曽山さんは今でもそのテレホンカードを大事に手帳に入れています。先日会ったときに見せてもらい、とても感激しました。「これは当時の思い出の一品。大切すぎて一度も使っていません!」と曽山さん。

曽山良一さんとハルニレのテレホンカード

なにげなくネットオークションをチエックすると、そのハルニレのテレホンカードに2300円の値段がつけられていました。テレホンカードも公衆電話と同じく脚光を浴び始めているようです。

「遠音」https://tone-take1.com

「ハルニレ」https://www.youtube.com/watch?v=ylYrLwroqpc

豊頃町http://www.toyokoro.jp

浦島甲一http://www.k-urashima.com

ブログ「浦島久の玉手箱」http://www.joyworld.com/blog/

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