舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車 開幕!コメントも到着 人は美しい。

シリーズ3作目となる『舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車』では、先日発表された竈門炭治郎役:小林亮太、煉獄杏寿郎役:矢崎 広に加え、前作に引き続き我妻善逸役:植田圭輔、嘴平伊之助役:佐藤祐吾が出演。
今作より、竈門禰󠄀豆子役に髙橋かれんを迎え、炭治郎たちに立ちはだかる十二鬼月・魘夢役:内藤大希、猗窩座役:蒼木 陣ら多彩なキャストが集結。
モノローグ、今までの物語、作品を観てない観客にとってはこれから始まるストーリーの予習となる。映像で振り返ることができる趣向。それから、オープニング。歌、ダンス、アップテンポな雰囲気で、ここで掴みはOKといったところだろう。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎(小林亮太)たちは、次なる任務の地、「無限列車」に到着。

禰豆子(髙橋かれん)を連れた炭治郎と善逸(植田圭輔)、伊之助(佐藤祐吾)の一行は、鬼殺隊最強の剣士である「柱」のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎(矢崎 広)と合流する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明に。3人と杏寿郎は、「下弦の壱」眠り鬼・魘夢の術に嵌り、夢の中に閉じ込められるが…。

映像とマンパワーの表現で、舞台上に圧倒的な世界観を創造。劇場版を観たファンにとっては、色々と興味深いものがあるに相違ない。魘夢(内藤大希)の怪しさ、「夢」に関する血鬼術を使う。「人間の心は皆同じ…ガラス細工だから」と言う。ここもファンなら知っているが心に刺さるセリフが多く、こういったところはチェックポイント。
また後半は猗窩座(蒼木 陣)が登場する。好戦的な態度、「鬼にならないか」と煉獄杏寿郎に言う。もちろん、その後どうなるかは先刻承知だが、結末を知ってても見入ってしまう。ここのアクション・殺陣は後半の大きな見せ場、そして涙。

上演時間は1時間50分、途中休憩なしの怒涛の展開、濃密な仕上がり、映像とアクションの融合シーンは必見。会場となっているTOKYO DOME CITY HALLは天井が高いので、迫力満点。また、夢の情景も出現、ちょっと笑えたり、あるいは切なかったり。ここも見どころ。演劇らしい表現は末満健一の手腕が光る。竈門炭治郎役の小林亮太は当たり役、煉獄杏寿郎役、矢崎広の堂々たる佇まい、殺陣もきっちりとしかも熱く!魘夢演じる内藤大希のサイコパスな不気味な雰囲気、猗窩座役の蒼木 陣、挑戦的な態度、原作、アニメファンも納得。また東京凱旋公演の千秋楽はライブ配信が決まっており、さらに全国38ヶ所の映画館でライブビューイングも決定。早くもDVDとBLu-ray、23年3月に発売予定。

コメント
脚本・演出:末満健一
汽車の客席や屋根での激闘をどのように演劇表現すればよいのか。 目まぐるしく展開する夢の情景を如何にして舞台上に出現させるのか。 都合よくアイデアが降りてくることもなく、脳みそを振り絞りながらの稽古でした。 やはりこの作品は一筋縄ではいきません。 いろいろと苦難続きでしたが「たくさんのお客さんに観てもらいたい」と自信を持ってそう思える作品になりました。 万感の思いを込めてお届けいたします。

竈門炭治郎役:小林亮太

無限列車が舞台上で走り出す、今日を迎えられ本当に嬉しく思います。 心を動かされ続けた稽古の日々でした。
今は “ただ見届けてほしい” その想いが募ります。 東京凱旋公演の千秋楽まで繋げられるよう、みんなで手を取り合い、一公演ずつ大切に励んでいきます。 よろしくお願いいたします。

煉獄杏寿郎役:矢崎 広

この作品へかける全員の想いが重なり合って、まさに全集中でここまで来ました。 冒頭のシーンから広がっていく無限夢列車の世界に僕自身とても興奮してます。 どの場面のどの瞬間も、前作以上の沢山のスタッフ・キャストで作り上げており、僕が演じる煉獄杏寿郎もその多くの力と共に戦っています。そこにお客様の力が加わるのだから最早百人力です。 このカンパニーの列車の初陣、全員一丸となってお届けして参ります。皆様ぜひ、ご乗車ください。

概要
タイトル:舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車
期間・会場:
東京:2022年 9月 10日(土)~9月 11日(日) TOKYO DOME CITY HALL
京都:2022年 9月 16日(金)~9月 25日(日) 京都劇場
東京凱旋:2022年 10月 15日(土)~10月 23日(日) TOKYO DOME CITY HALL
原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴 (集英社ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出;末満健一
音楽:和田俊輔
出演
竈門炭治郎 小林亮太
竈門襧豆子 髙橋かれん
我妻善逸 植田圭輔
嘴平伊之助 佐藤祐吾
魘夢 内藤大希
猗窩座 蒼木 陣
煉獄千寿郎 下川恭平 煉獄槇寿郎 細見大輔
煉獄杏寿郎 矢崎 広
アンサンブル 飯島優花 大原万由子 黒沼 亮 髙原華乃 夛田将秀 丹下真寿美 千葉雅大 遥 りさ
星 賢太 米澤賢人 渡来美友
監修:集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
協賛:ローソンチケット
協力:一般社団法人日本 2.5 次元ミュージカル協会
主催:舞台「鬼滅の刃」製作委員会

公式サイト:https://kimetsu.com/stage/

©吾峠呼世晴/集英社
©舞台「鬼滅の刃」製作委員会

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