視覚と聴覚の両方に障害がある「盲ろう者」への理解を深めてもらおうと、当事者や家族、支援者でつくる「県盲ろう者友の会」(井上徳子会長、41人)がNPO法人化の準備を進めている。県内には200人弱の盲ろう者がいるとされるが、情報取得や意思疎通、外出が困難なため支援につながりにくく、法人格取得を機に啓発や支援の拡充を図る考えだ。法人設立に向けて10日に宮崎市で総会を開いた関係者は、「多くの人に存在を知ってもらい、盲ろう者が安心して過ごせる社会への一歩にしたい」としている。
視覚 聴覚両方に障害 「盲ろう者」存在知って 県内友の会、法人化へ総会
- Published
- 2022/09/11 06:00 (JST)
- Updated
- 2022/09/11 09:45 (JST)