“ちびっ子ライダー”が笑顔のデッドヒート…福井県勝山市でランニングバイクレース、140人が芝生を疾走

ゴール目指し懸命に疾走する子ども=9月10日、福井県勝山市の長尾山総合公園

 地面を蹴って進むランニングバイクのレース「ストライダーエンジョイカップ 福井ダイナソーステージ」が9月10日、福井県勝山市の長尾山総合公園で開かれた。県内外の2~6歳の約140人が部門別に分かれ、芝生のコースを懸命に駆け抜けた。

 ペダルやブレーキがないランニングバイクは、体幹やバランス感覚を楽しみながら鍛えることができる子ども用自転車。大会は全国各地でレースを開く「ストライダーエンジョイカップ」が主催した。

 子どもたちは2歳、3歳、4歳、4~6歳の部とエキシビションの「よちよちの部」(1歳半~2歳未満)に分かれレース。ヘルメットとグローブを着け出走し、急カーブや特設の坂道などがあるコースでデッドヒートを繰り広げ、家族らからの声援を受けた。恐竜の着ぐるみを着て走るエキシビションレースもあり、盛り上がった。初めてレースに出場した越前市の男の子(3)は「坂を上ったりするのが楽しかった」と話していた。

© 株式会社福井新聞社