【高校野球神奈川秋季大会】東海大相模、エース子安が初完封 制球力光る

桐光学園打線を完封した東海大相模のエース子安=サーティーフォー相模原

◆東海大相模6─0桐光学園

 東海大相模のエース子安が桐光学園打線に7安打を許すも要所を締めて完封勝利。「完封は初めて。自信になった」と白い歯を見せた。

 最速142キロの直球を軸に組み立て、両コーナーに投げ分ける制球力が光った。三回2死一、三塁のピンチも4番緒方を空振り三振に打ち取り、桐光・野呂監督に「コントロールがいいのは分かっていた。インコースをうまく使われた」と言わせた。

 子安も「外角が得意なので、内角でどれだけ打ち取れるかだった」とにんまり。原監督も「粘り勝ち。バッテリーが素晴らしかった」とたたえた。

© 株式会社神奈川新聞社