【高校野球神奈川秋季大会】横浜・村田監督、勝利にも「夏の山を一度下りなければ」 「ここからチームつくる」

【武相―横浜】4回表横浜1死満塁。上田の中犠飛で三走杉山が勝ち越しの生還=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す)

◆横浜10―3武相

 横浜は連投のエース杉山が八回まで5安打3失点。6番に入った萩は初回の1安打のみで、以降の4打席は無安打に終わった。

 「1年生の活躍は収穫だが、気負いがあるのか、経験のある2年生の調子が思ったように上がってこない」と村田浩明監督(36)。杉山についても「甲子園の疲れを抜こうと思い、投げなさ過ぎたのかもしれない」と話した。

 主将となったリードオフマンの緒方は、五回に右中間適時三塁打を放つなど4度出塁して奮闘。「レギュラーが決まっていない」という中で村田監督は、「夏の山を一度下りなければ、そこから上がっていかない。次の試合まで1週間あるので選手としっかり話をして、ここからチームをつくっていく」と話した。

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