浴びる(あびる)

「浴びる」(あびる)とは、一般的な使われ方以外のオタク的な意味では「ある行為を受ける」に近いものと考えられる。推しなど目で見たものに対しての「浴びる」、ファンサなど何かをされたことに対しての「浴びる」など。

意味

「浴びる」(あびる)とは、一般的には上から注がれたものを受ける、ある行為を受ける、感情的な言葉などを受ける、という意味がある。

一方、オタク用語的な意味では「ある行為を受ける」に近いものがあると考えられる。

ファンサを“浴びる”とは?

イケメンな推しなど目で見たものに対しての「浴びる」、ファンサなど何かをされたことに対しての「浴びる」など、状況はさまざまだが、「浴びた」後のオタクは大体瀕死、または「記憶がない」状態になっていることが多い。

大きな会場でファンサを浴びた場合、誰宛てのファンサか特定することが難しいこともあり、誰かにしたと思われるファンサを周辺一帯が浴び(被弾)、瀕死状態になるのもよくある話である。

オタク的「浴びる」の使い方

使用例:

「〇〇のファンサ浴びて健康になった」

「今日も〇〇と△△のイチャつきを浴びた」

「キレキレのダンスを目の前で浴びた」ファンサを浴びることで、健康になったり寿命が延びた気がするオタクたち。

寺院に置かれた常香炉の煙を浴びることで、体を清める、体の悪いところを良くする、病気が治る……といった信仰と近い価値観かもしれない。

ファンサ(ふぁんさ)とは?(意味)~用語集|numan

ファンサ(ふぁんさ)とは、ファンサービスの略。アイドルがコンサートで、客席に向かって手を振ったり、投げキスをしたりして、サービスしてくれること。

記憶がない(きおくがない)とは?(意味)~用語集|numan

「記憶がない」(きおくがない)とは、推しからファンサをもらった、最前列で観劇・ライブ観戦したなど、爆弾発言や思いがけない出来事に遭遇して我を失うようなことになった場合に使われる。

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