最後列スタートのハミルトン、DRSトレインを心配も「なんとか入賞圏内まで浮上したい」メルセデス/F1第16戦予選

 2022年F1イタリアGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5番手だった。パワーユニット新エレメントを投入していることから、グリッド後方からのスタートが決まっており、土曜に発表された暫定グリッドでは19番グリッドが割り当てられている。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 10番手(1分22秒567:ソフトタイヤ/22周)
予選 5番手(Q1=9番手1分22秒048:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分21秒708:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分21秒524:ソフトタイヤ)
暫定19番グリッド

2022年F1第16戦イタリアGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 僕にとって、まずまずの予選だったが、ベストではなかった。今日の僕たちは上位陣との差が大きくて、僕にはこれ以上のことはできなかった。今回のようなローダウンフォースレベルでは、僕たちの場合、競争力が低下するようで、周りのチームと比較するとペースを失っている感じだ。

 DRSの効果があまり大きくないから、後方からスタートする僕たちにとって厳しいレースになるだろう。多くのマシンがDRSトレインの中で走ることになると思う。だからフラストレーションが溜まる一日になるかもしれないが、ポジティブでい続け、全力を尽くしたい。

(予選後の会見で語り)明日何ができるのか、全く分からない。最悪のシナリオは、隊列に引っかかり、レースの最後まで皆の後ろを走り続けるというもの。ベストのシナリオは、トップ10に入ってポイントを獲得することだ。それが目標だね。

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