マリナーズが劇的勝利 9回表に大逆転を許すも2発で逆転サヨナラ

【ブレーブス7-8xマリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは4点リードで迎えた9回表にブルペンが崩れ、マイケル・ハリス2世の18号3ランとロビー・グロスマンの6号2ランでブレーブスに逆転を許したものの、9回裏にフリオ・ロドリゲスが25号同点ソロ。さらにエウヘニオ・スアレスが30号ソロを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちでブレーブス3連戦に勝ち越した。マリナーズ6番手のポール・シーウォルドが4勝目(4敗)をマーク。ブレーブス6番手のケンリー・ジャンセンが2敗目(5勝)を喫した。

1回裏にロドリゲスの24号先頭打者アーチで先制したマリナーズは、4回表にオースティン・ライリーの36号ソロで追いつかれたものの、4回裏にアダム・フレイジャーの2点タイムリー三塁打とサム・ハガーティのタイムリーで3点を勝ち越し。5回裏にスアレスが29号ソロ、6回裏にJ・P・クロフォードがタイムリー二塁打を放ち、6対1とリードを広げた。8回表に3番手のエリック・スワンソンがハリス2世に17号ソロを浴びたが、4番手のアンドレス・ムニョスが好リリーフ。しかし、このあとにドラマが待っていた。

4点リードの9回表のマウンドに5番手のディエゴ・カスティーヨを送り込んだマリナーズだったが、二死2・3塁からハリス2世に18号3ランを浴びて1点差に。ここで慌てて6番手のシーウォルドを投入したものの、二死1塁からグロスマンに逆転の6号2ランを被弾した。このまま逆転負けかと思われたが、9回裏一死からロドリゲスの25号ソロで追いつくと、二死後にスアレスが30号ソロを放ってサヨナラ勝ち。熾烈なワイルドカード争いが続くなか、21年ぶりのポストシーズン進出に向けて非常に大きな1勝を手に入れた。

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