沖縄コロナ453人、今年6月20日以来の400人台 6人死亡、新たにクラスター8例(9月12日午後)

 沖縄県は12日、新型コロナウイルスの新規陽性者453人(前日721人)を確認したと発表した。前週月曜日の650人と比べ197人減少した。3日連続で1000人以下となり、400人台となるのは今年6月20日以来。23日連続で前週を下回った。陽性者の累計は49万44人。また6人の死亡が報告された。新たにクラスター8例も確認された。
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 亡くなったのは豊見城市の80代男性3人。浦添市の80代女性、那覇市の80代女性、南城市の60代女性。亡くなった人の累計は675人。
 病床使用率は46.9%(前日49.5%)、重症者用の病床使用率は33.3%(同33.3%)。
 米軍関係者の新規陽性者数は5人(同3人)との報告があった。陽性者の累計は2万676人。
 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は524.54人で、全国平均も下回り33位。最も多かったのは鹿児島県で837.02人、2位は宮崎県824.66人。全国平均は549.58人。
 入院調整中は974人(前日1041人)、宿泊施設療養中は230人(同252人)、自宅療養中は7025人(同8063人)。入院中は338人(同357人)、うち重症は16人(同16人)。療養中の患者の合計は8948人(同1万115人)。
 (いずれも速報値)
 
 
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