赤塚不二夫・フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展「ねぇ、何しに来たの?」が9月29日より開催!

漫画家・赤塚不二夫が設立したプロダクション「フジオプロ」の旧社屋(東京都新宿区中落合1-3-15)にて、9月29日(木)より、「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」が開催される。 赤塚不二夫をオマージュしたアート作品、壁画、フジオプロの年表階段、赤塚不二夫が暮らした部屋にて1960年代から2002年までの写真を約1000枚、秘蔵プライベートフィルム上映、赤塚不二夫の原稿原画、なつかしのグッズ、アシスタントとの思い出、ライブやトークショーなどなど。「いま」と「破壊」をたのしむありえない展覧会になるとのこと。 なお、物販も予定している(物販は現金のみの取り扱いとなっております。あらかじめご了承くださいませ)。

©︎ Fujio Akatsuka

▲赤塚不二夫の原画/代表作「天才バカボン」「ギャグゲリラ」に加え、この建物で生まれた作品「花の菊千代」の原画を展示。©︎ Fujio Akatsuka

ごあいさつ / フジオ・プロダクション 赤塚りえ子

1970年、中落合にあった古い木造家屋に引っ越してきた「フジオプロ」は、78年に鉄骨造地上3階建ての仕事場兼赤塚不二夫の自宅に建て替えられ、改装を繰り返しながら40年以上が経ちました。数年前よりなぞの雨漏りに悩まされ、手に負えないほどの老朽化が進んだため、ついに中落合の社屋を取り壊すことを決心しました。

仕事に限らず遊びでも、赤塚を中心にいろんな方と楽しいことをして、たくさんの作品が生まれた場所「フジオプロ」。このままただ壊してしまうのはもったいないと感じ、建物「フジオプロ」とさよならする前に、様々な分野から多くの方に参加していただき、何か一緒に楽しいことをすることこそフジオプロ的なのではないか…?と考えました。そこで、「バカは真面目に」をモットーに、フジオプロ旧社屋で展覧会やイベントを開催することを思いつきました。そして、この展覧会・イベントを通して、赤塚不二夫の自由なスピリットをみなさまに感じていただけたらうれしいです。

フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展「ねぇ、何しに来たの?」参加者

EYE、赤塚不二夫、浅野忠信、安齋肇、伊藤桂司、KAZ、川口貴弘、北見けんいち、木村知夫、黒田征太郎、五木田智央、斉藤あきら、しいやみつのり、しりあがり寿、高橋キンタロー、タケヤマノリヤ、田名網敬一、タナカカツキ、てらしまけいじ、中野裕介/パラモデル、野上眞宏、みうらじゅん、吉勝太、Rieko Akatsuka ほか(五十音順)

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